不思議時空
5
ふしぎじくう
特撮番組『宇宙刑事シャイダー』にて不思議界フーマが作り出す異空間。
大平透「全宇宙は天界・地上界、そして不思議界からできている。不思議時空にはあらゆる原子核が圧縮されており、6千度の熱と光を発して煮えたぎっているのだ」
不思議時空とは、宇宙犯罪組織不思議界フーマが拠点とする不可思議な異空間である。シャイダーとの戦いで不思議獣が劣勢に陥ると大帝王クビライと神官ポーが発生させる。
回によってはクビライが「不思議時空に逃げ込ませろ」と言っているので、前二作の異次元空間のように相手を自分達のフィールドに引きずり込ませるよりも退却の意味があると思われる。(もっともシャイダーもブルホークで追跡してくるのだが)不思議時空では不思議獣は4倍のパワーを発揮し巨大化したり分身することができる上に、フーマ戦闘母艦やフーマ戦闘機の援護もある。
ちなみに上記のナレーションが挿入されたのはごく初期のみであるのだが、要は不思議界を構成する宇宙空間が不思議時空なのだろう。
本作では不思議時空が発生する前に不思議獣が倒されるエピソードがいくつかある。シャイダーとしても、敵に有利な戦場に持ち込まれる前に決着をつけられればそれに越したことはないのだろう。
またゲーム作品『スーパーヒーロー作戦』でもフーマの手で発生されており、同組織の手先となっているダブルモンスターや怪獣が入り込んでいる。
『スーパー特撮大戦2001』では宇宙刑事がメインエピソードにてフーマメンバーの周辺に一定時間ランダムに発生し、耐性がないユニットは身動きが取れなくなる。マクーやマドーも同じエピソードに登場するため、それぞれの異空間同士が重なり合うこともある。
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