楽曲情報
作詞:秋元康
作曲:taka
編曲:taka
概要
「世界中の隣人よ」は、乃木坂46の配信限定シングルであり、2020年6月17日発売。
2020年3月以降、新型コロナウイルス感染が拡大し、日本政府による「緊急事態宣言」が発令される中で、感染拡大を抑えるため、外出自粛を心掛けている人へのエール、そして医療現場の最前線で新型コロナウイルスと闘っている医療従事者への感謝の気持ちを込めて感染拡大防止の呼び掛けを目的として制作された楽曲。同年5月25日にMVが公式Youtubeチャンネルで公開された。MVは、メンバーそれぞれが自宅で思い思いのことをやっている様子を撮影しており、スタッフがオンラインでアドバイスをする形で行われた。中には、無言でそら豆を剥くという訳の分からない行動を撮影した元メンバーもいたらしい。(即座にボツとなったが。なお、撮影した動画がボツになったメンバーは他にはいなかったとのこと。)
本作では、当時コロナ禍の影響で卒業コンサートを延期していた白石麻衣や卒業生の西野七瀬、生駒里奈、若月佑美、桜井玲香、衛藤美彩、能條愛未、斉藤優里、相楽伊織、伊藤かりんといった「乃木坂46LLC」所属のOGメンバー(能條はその後退社し、移籍。生駒、若月も業務提携は残したまま移籍。斉藤はその後芸能界引退。)だけでなく、卒業後に日本テレビアナウンサーとなった市來玲奈、同じく卒業後にテレビ朝日アナウンサーとなった斎藤ちはるも参加した。卒業メンバーが現役メンバーと共に楽曲に参加することはグループ史上初の事態となった。当初はYouTubeでのMV公開のみだったが、反響が大きかったことを受け、新型コロナウイルス対策の活動支援を目的とし、配信シングルとして日本国内は同年6月17日、国外は同月24日にリリースし、その収益を全額寄付することとなった。その後、2021年3月3日、配信シングル発売から2020年12月31日までのダウンロードおよびストリーミングによる全収益を新型コロナウイルス感染症拡大防止対策に取り組む日本赤十字社の活動全般へ寄付したことが発表された。