概要
1992年7月22日生、東京都町田市出身。AKS→ホリプロを経て現在はフリー。
AKB48のチームAの元一員で、5期生。研究生からの昇格後はチームBにいたが、2009年の組閣でチームKに、2012年の組閣でチームAに異動した。
キャッチフレーズは『キャッチフレーズはありません 仁藤萌乃です』。
愛称は「もえの」。藤江れいなからは「もえちん」と呼ばれていた。また、倉持由香は「ぴーなっつちゃん」と呼んでいる。
デビュー当初は、その美しさと優等生的な上品な佇まいからお嬢様キャラとして見られていたが、番組企画での泥棒メイクや、最速タイムでのバンジージャンプ、マジすか学園での元ヤン疑惑が上がるほどの強烈なヤンキーっぷりなどから、次第にお嬢様のイメージからは離れつつある。
正義感が強く、親しい間柄でも言うべきことはきちんと言う姿勢から、スタッフから「ジャックナイフ」という異名をつけられている。そのためか、チーム内では裏番長としてメンバーを仕切っており、チーム別での公演では、センター(或いはそれに近い)ポジションを務めることが多い。
インターネット上では穏やかな優等生タイプの一面と物怖じしないハッキリした物言いや、血液型占いにおけるAB型の特徴にかけて二面性があると言われており、「仁藤と萌乃」と、まるで別人格であるかのようなあだ名で呼ばれることがある。ただし、本人はラジオでこれについて「私は『仁藤と萌乃』じゃなくて『仁藤萌乃』なんで、分けないでもらっていいですか」と苦言を呈している。
メンバー内では同期の内田眞由美と一番仲が良い。同期では北原里英や指原莉乃とも仲が良い。
推しメンは河西智美。
特技は書道。上記の精神力の強さと4段という実力から、フジテレビ特番「TEPPEN」では、書道部門で見事、初代王者になった。AKBメンバーが王者になったのは、ピアノ部門の松井咲子に続き二人目である。
なお、本人は左利きだが、書道の際は右手で筆を持っている。
手先が器用なようで、消しゴムはんこ制作やイラストなども得意としている。消しゴムはんこについては、Google+で公開したところ秋元康から「天才!」とコメントがついていた。
写真も趣味の一つで、普段からカメラを持ち歩いている。ニコンのインタビューによれば、あまり友人やメンバーを撮ることはなく、自宅で飼っている犬や風景などを撮ることが多いという。
第3回じゃんけん大会では、過去2回の覇者である内田眞由美と篠田麻里子をも負かすが、惜しくも2位となってしまった(因みに内田も篠田も第3回では選抜入りを果たした)。
- 2010年に行われた『AKB48 17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」』では29位。
- 2011年に行われた『AKB48 22ndシングル選抜総選挙「今年もガチです」』では31位。
- 2012年に行われた『AKB48 27thシングル選抜総選挙「ファンが選ぶ64議席」』では55位。
そして、2013年4月28日、AKBグループの日本武道館公演最終日をもって、卒業した。
卒業後の活動
卒業後は舞台などで女優として活動。
2019年3月31日をもって芸能界引退を発表し、所属事務所から離籍。
その後は「moeno」の名前でYoutuberとして活動。主にコスメやファッションアイテムのレビュー、歌ってみた動画などを投稿していた。
instagramでは普段の様子などに加え、飼育している猫「凪」の写真を多数投稿している。また、イラスト投稿用のInstagramアカウントも運用している。
2023年8月に野中美郷らが在籍するヴォーカルグループ「alma」に加入し芸能活動を再開することを発表、同月15日よりライブに登場している。
親族
萌乃がAKBで活動していた最初の方には生誕祭で夢乃がお祝いに登壇したこともあり、萌乃のブログに二人で会食したことの記述もあった。姉からは「もえ」と呼ばれていたようである。
しかしAKB時代後期以降にはお互いの公での活動に言及することは無くなっていた。
また、姉とは疎遠であると発言したこともあり、夢乃の方も著書で高校生時代から家出気味だったり親と不仲だった記述があり、経緯や時期は不明だが姉妹の距離が遠ざかっていったのは確実なようである。
ただし、名前や容姿が似ていることや、萌乃の卒業後から夢乃のメディアへの露出が増えたタイミングもあって、一部で間違われることがあるが、萌乃の方は姉の度重なる炎上には一切の沈黙を守っている。
出演作
ゲーム
舞台
錦@曇天に笑う
マンモス@舞台けものフレンズ(ゲームけものフレンズ3では声優として出演)