『薄汚い我欲の為に女性を騙し……挙句に罪なき子供まで惨殺する鬼畜が』
「簡単に死ねると思うな…… その腐った血の最後の一滴まで、私が搾り取る!」
『被害者の痛み……そして遺族の痛みを、兆倍にしてその五体に刻む』
「さあ行くぞ…… 閻魔の裁きが待っている」
「この伊集院を舐めるな。貴様らは虚言で罪を上塗りしただけだ」
「どうだ、刺された部分を内側から焼かれる気分は?」
「保険金はどこにあるの? はい、お前のスマホ」
「今この口座に全額振り込んだら許してやる。ただしどっちか一人だ」
「助けるワケねぇだろうが、クソ野郎」
「騙された方が悪い。バカは死ねばいい」→流川「バカは滅びるでしたっけ? その通りですね!」
対象
保険金殺人で依頼者の娘一家を全員爆殺した結婚詐欺常習犯コンビの渋沢達郎と小池美代子に執行。
処刑前
被害者家族の保険金で高級リゾートに繰り出すという暴挙に出た罪人達に伊集院が罪の意識を問うと、二人は命惜しさに口先だけの反省の弁を述べたが、これに続く誘導尋問で返答に詰まると、二人とも開き直った態度で被害者への罵詈雑言を並べ立てたため、拷問が執行される。
概要
一説によると、中世ハンガリーのエリザベート・バートリー伯爵夫人が自らの美貌を保つ目的で少女の生き血を啜る為に作った道具とも言われる。裏側に無数の針が付いた扉のある少女の姿を象った鉄製の棺の中に罪人を拘束し、扉を閉めることで全身に針を突き刺し失血死させる。
経過
今回伊集院が用いたのは彼オリジナルの改良版で、開閉式のドアを足・胴・頭に三分割して簡単に死ねない様にし、更に内部の棘には電熱機能を持たせる(恐らく今回の被害者たちの死因が焼死であり、罪人二人にも身体を焼かれる苦痛を思い知らせる意図があると思われる)事で、刺された際の苦痛を強化する様にしている。最後に伊集院は「詐欺で得た金をこの口座に振り込めばどちらかは助ける」と依頼者の口座を出したところ渋沢は自分だけ助かるために入金し小池は殺していいと喚き小池はそれにキレた。当然助ける訳もなく「騙された上で殺される」という詐欺師にとっての因果応報のもと苦しめて馬鹿を滅ぼした。
余談
今回登場の小池は、本編で処刑された3人目の女の罪人である。その後、騙し取られた金はすべて被害者の元へ戻ったという。