分身怪獣タブリス
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ぶんしんかいじゅうたぶりす
分身怪獣タブリスとは、『ウルトラマンコスモス』に登場する怪獣である。
第54話「人間転送機」、第55話「最終テスト」に登場。
丸っこいカバのような愛嬌のある姿の怪獣。泣いたり怒ったりと表情がとても豊か。
SRCが発足される12年前に、ニュータウンの乱開発によって目を覚ました。この時に統合防衛軍の攻撃からマンションに取り残されていた佳奈という少女を庇ったことで、MITIによって鏑矢諸島の朋友島に保護され、コスモスペースの根幹である『怪獣保護』の世論が高められるきっかけとなった(ただし、佳奈の方は車椅子の少女を優しい怪獣が救ったという事実に飛びついたマスコミに持ち上げられ何度も感動の再会を演出され続けた事が重荷となり、友達もできなかったことからつい「10年後に会いに行く」と告げて会いに行かなくなってしまった)。
分身を作り出す能力を持ち、約束通りに再会しに来ない佳奈を求めて分身体を夢川町に出現させていた。
物体ファクシミリで複製の佳奈との偽りの再会を仕組まれたことに怒り狂い、分身を暴れさせる。
分身には攻撃が通らない上、タブリスの側からは周囲の物体に干渉できるため、コスモスも手が出せなかったが、コスモスによって本物の佳奈との再会が果たされたことで怒りが収まって笑顔を取り戻し、分身が消滅した。
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