吉田豊(サッカー選手)
よしだゆたか
吉田豊とは、サッカー選手である。2023年現在、清水エスパルス所属。
経歴
中学時代は富士宮市立富士根南中学校に通い、ジュニアユースのクラブチームであるリベルダージFCでプレー。進学した静岡学園高校では主に左ミッドフィールダーをポジションとしていた。2年時に高円宮杯ベスト16、高校サッカー選手権大会ベスト8、3年時に高円宮杯ベスト16を記録している。高校時代はU-17日本代表にも選出された。このチームでは左サイドバックとして起用され韓国で開催されたFIFA U-17ワールドカップ全3試合にフル出場した。
高校卒業時にはヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台、吉本興業からオファーを受け、静学の先輩である国吉貴博も所属している甲府と契約。1年目となる2008年シーズンからコンスタントに出場機会を得ており、2009年シーズンにレギュラーの座を確保し2010年にはクラブのJ1昇格に貢献した。2011年シーズンにはロンドンオリンピックを目指すU-22日本代表にも選出されている。このシーズンはアンダー代表への招集や警告累積による出場停止を挟んでリーグ戦全34試合中23試合にスタメンフル出場した。
甲府のJ2降格が決まり自身もクラブとの契約が終了したシーズンオフには複数のJクラブやサッカー・ブンデスリーガのVfLボーフムから興味を示されていたが、地元静岡県の清水エスパルスへの移籍が決まった。
2013年5月6日、対川崎フロンターレ戦でプロ初ゴールを決めたが、1-2で敗れる。試合後のインタビューでは「嬉しい気持ちよりも悔しい気持ちが強い。」と勝ちきれなかったことを悔やんでいた。
2015年、サガン鳥栖へ完全移籍。
2019年、名古屋グランパスへ完全移籍。
2022年12月28日、地元静岡県の清水エスパルスへ完全移籍で加入することが発表された。9年ぶりの復帰となる。