概要
機動戦士ガンダムSEEDの舞台であるコズミック・イラにおいて用いられる通信チャンネルの一つ。
国際救難の名前通り、地球連合軍、オーブ連合首長国を初めとした地球の国家だけでなく、宇宙に存在するコロニー国家のプラントが擁するザフト軍においても登録されている。
本編では初めて直接見た戦場の恐怖でパニックになったフレイ・アルスターがアークエンジェルを見つけて、帰りたい一心で滅茶苦茶に救命ポッドの通信回線を操作し、偶然にも入力するという天文学的な確率で戦闘中だった全ての艦船とMSに繋がった。
が、フレイの通信は個人的に彼女を助けたいナタル・バジルールの判断で連合に保護される結果となり、それが最悪の事態を引き起こしてしまうこととなる。
後のDESTINYではユニウスセブン落下阻止の際に乱入したボギーワンに対して、ザフト軍がユニウスセブンの破砕作業を行っており、ジンハイマニューバ2型の部隊が妨害を行っている旨を伝えるためにミネルバが使用している。また、エンジェルダウン作戦においてもミネルバの投降勧告及びアークエンジェルの投降拒否で双方使用している。
FREEDOMではファウンデーション王国のレクイエムによるオーブへの攻撃阻止と挑発を目的にユーラシア連邦から撃たれた核ミサイルがファウンデーションによる自作自演であると暴露するためにキラ・ヤマトがアルテミスへ向けて使用した。
この目論見は成功し、まんまと挑発に乗ったアウラ・マハ・ハイバルはレクイエムの照準をミレニアムに変更したが、的が小さかった上に艦の常識外れの機動で失敗してしまい、同時にファウンデーションの行いが完全な自作自演であるという事実が地球圏全体に伝わった。
作中では戦争を行う連合とザフト及び第三勢力の歌姫の騎士団が非公式或いは降伏の意思表示の際に用いられている事が多い。