TC28巻収録「地平線テープ」に登場。
ただのテープのような見た目の道具だが、壁と壁の間に張ると特殊な異次元空間への出入り口を拓くことができる。異次元空間はひたすらに地平線が続くだけの広大な空間で、地平線を遮る障害物はもちろんのこと、星・太陽・雲の類も一切存在しない。(空の色には諸説あり、青色・緑色などアニメ化ごとに異なった解釈がなされている)
その性質から、山やビルなどの障害物が多い日本では中々見ることができない地平線を、部屋に居ながらにして好きなだけ鑑賞することができる。また、テープを乗り越えれば異次元空間に入ることもでき、広大でガラガラの空間を有効活用することも可能。ただし、前述のように本当に何もない空間であるため、あまり出入り口から遠くに行くと出入口を見失う恐れがある。
最大の欠点は、テープが外れると異次元空間の出入口が閉ざされる点である。異次元空間にいる間に何らかの理由でテープが外れた場合、何もない異次元空間に永久に閉じ込められることになり、非常に危険。なお、異次元空間であるためどこでもドアは使えない(四次元ポケットなどの次元移動系の道具が使えるかは不明)。テープ自体も少し足を引っかけただけで外れるなど強度不足で、異次元空間にいる間はテープが不意に外れないよう細心の注意を払う必要がある。
ただし、テープを張るたびに別の異次元空間がパラレルワールド的に生成されるわけではなく、同じ異次元空間を使いまわしているようなので、誰か別の人間がテープで出入口を開いていれば、そこから脱出することが可能である。
地平線テープ
ちへいせんてーぷ
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。
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