概要
2021年7月14日放送の水曜日のダウンタウンにてプレゼンターのハライチ、特に声優ファンである岩井勇気が「声をあやつるプロ、声優ならモノマネも上手いはず説」を提唱して行われた実験的なモノマネ企画。
モノマネ芸人と声優がタッグを組み、モノマネ芸人側がコーチとして声優にモノマネを指導し、完成した歌モノマネでトーナメント戦を行った。
1回戦は1対1、決勝は勝ち抜いた4組による戦いとなった。
出場ペア
結果
1回戦(☆は勝者)
第一試合
小野友樹vs森久保祥太郎
小野→GACKT☆
森久保→細川たかし
第二試合
藍原ことみvs梶原岳人
藍原→宇多田ヒカル
梶原→松任谷由実☆
第三試合
武内俊輔vs福原綾香
福原→中島みゆき
武内→福山雅治☆
第四試合
平田広明vs Machico
平田→近藤真彦
Machico→MISIA☆
決勝
小野→河村隆一
梶原→平井堅
武内→玉置浩二
Machico→井上陽水
優勝:武内駿輔
反響
ガチのレベルのモノマネもあれば、笑いに振り切ったコミカルなモノマネさせたりと戦いの内容としてもバランスが取れていた。
説としても立証できたカタチとなった。
松本人志は森久保祥太郎と平田広明を弄りつつも「クセになる」と評していた。
この戦いは他の声優からも注目されており、この企画に関するツイートが多く見られたほか、小野友樹はGackt本人から返事を貰い感激したという。
審査委員長のコロッケはあまりにもクオリティが高く「日テレとフジテレビで取り合いが起こる!」と評価した。
現に2021年12月には日テレ系の「ものまねグランプリ」に武内駿輔が初出場。常連である声優・山寺宏一のモノマネとはじめてのチュウを地声で披露するという凄技で圧巻し、決勝では福山雅治を披露し、初出場・初優勝という快挙を果たした。
しかしフジテレビは「モノマネ代理戦争」の部分に着目し、声優以外のモノマネ未経験有名人をモノマネ芸人がコーチングするという「MANE-1」を開催したが、「声優によるモノマネ」が凄いことに気づいていないのもあり、「劣化版」「パクリ」と評価は芳しくなかった。