概要
本名:塩田 謙一(しおだ けんいち)、1965年7月7日生まれ。
ものまね・トーク演技・バルーンアート・マジック・パントマイムなど様々な芸を得意とするマルチタレントである。東京都出身。 特に明石家さんまのモノマネで有名。
1983年、劇団ひまわりに入団。俳優として芸能界デビュー。1985年、劇団スタジオライフに移籍し、舞台に多数出演。役者と平行してお笑いを始め、大阪のストリップ劇場で、お笑いデビュー。
1993年、『発表!日本ものまね大賞』に出演し、テレビで初めて明石家さんまのものまねを披露。
2022年9月25日、テレビ番組「千鳥の鬼レンチャン」にて音程を外さないカラオケチャレンジ「鬼レンチャン」(10曲成功)を達成し、賞金の50万円を受け取り、話題になった。
ちなみに、明石家さんまの声は作ったもので、地声は低音イケボである(クリス・ペプラーの声に近い)。TBS系列の『ララLIFE』においては地声でナレーションを務めているが、MCの三村マサカズ、青木崇高は指摘されるまでほいけんたがナレーションであることに気づかなかった。
さんまの声に関してはかなり無理をして作っているようで、声帯を傷めているらしく、裏声を使う高音はかなり苦手とのこと(そのため、歌詞間違えとも思えるような方法で、何とかクリアをしている)。ただし最近は小さめの声量にすることでやや落ち着いているとのこと(因みに、普段の歌声は郷ひろみに近い)。
近年では「千鳥の鬼レンチャン」で独特な歌い方を披露し、還暦目前にしてブレイクした。具体的には、裏声を使うような高音の歌詞になると「その文字のう段」にして細く歌う、という特徴がある。本人曰く、ほいけんた歌唱法とのこと。
千鳥の鬼レンチャンでブレイク
すべての始まり
彼はカラオケで何度も100点を出しており、実際に歌は上手い。歌は。しかし、高い曲で出す裏声がレギュラー陣の間で物議を醸しており、
ノーマルモード挑戦時
鬼ハードモード挑戦時
でほいが出した裏声が「歌詞間違えている」「細っ!!」「審議です」「大炎上確定」などと色々言われる始末。特にGlassは「心は」という歌詞を「心ぅ」、HIGH PRESSUREは「カラダが」を「カラダぐぅ」と、名もなき詩は「もがいてるなら」を「もがいてるぬるぅ」と、言っており、スタッフにも指摘される始末。詳細は後述。
…しかし、これだけで終わらないのがほいである。
実はノーマルモード挑戦時、3曲目に女性曲を入れたいとのことでキーを12個下げて挑戦した。おそらく初出演時にロマンスの神様やそばかすを入れた流れでやったのだろう(そのときはスタッフもレギュラー陣もよくは理解していなかったため、すんなり女性曲を歌うことができた)。さらに9曲目もレベル9の男性曲(ノンフィクション、クリスマスソング、アゲハ蝶など)が無理ということで10曲目は男性曲でビシッと決めるという約束で再びキー12個下げでBiSHのプロミスザスターを歌って成功。しかし...
10曲目もレベル10の男性曲(紅、winter fall、I LOVE...など)も無理ということでまたキー12個下げの女性曲を歌いたいと要望。協議の結果、賞金半額で承諾された。結果、DREAMS COME TRUEのやさしいキスをしてを歌って成功し、最終盤での見応え無く男性初のノーマルモードでの鬼レンチャンを達成(他のモードも)。本人はかなり喜んでいた。しかも、スタッフが急遽レベル10の女性曲を用意したこともあってミスが起こり、やさしいキスをしては本来レベル9の曲だったという。
続く鬼ハードモード挑戦の際は、キー12個下げ無し、男性曲のみ、レベル10を1曲もできなかったら賞金50万円返金すると宣言。上記の4曲に挑戦し、4曲目(レベル8)もう恋なんてしないで失敗。これにより、50万円返金決定したが、「追々振り込んでおく」とのこと。果たして、本当に返金されたのだろうか...
カラダぐぅに次ぐパワーワード爆誕
更に、2023年の27時間テレビで弟子扱いされている松浦航大とペアで、布施明の「君は薔薇より美しい」に挑戦した際は、「変わったぁ~」という歌詞を「くるっく〜」と歌っていた。詳細は後述。
松浦とのペアで挑んだ27時間テレビのタッグモード大会でもHIGH PRESSUREを歌った。松浦は西川貴教のものまねができなかったので松山千春マネで挑戦。ほいは「カラダぐぅ」「カゲキどぅ」「本気うぅ」「未熟ぬぅ」とハッキリ発音し、松浦は笑いを堪えるのに必死だった。
その後、なんだかんだで9レンチャン達成し、いざレベル10に挑戦。今回はキー12下げはしなかった。理由は「2人でやっているチャレンジだから。裏声は裏声、ちゃんとしたキーで歌う、そうしないと意味がない。」とのこと。そして選んだ曲は、ほいが「裏声の向こう側」と称し、サビが全て裏声で構成されるゴスペラーズ「ひとり」。ほいは裏声パートを外さなかったものの鬼レンチャン達成目前で失敗し、賞金獲得ならず。失敗したが、「キー下げずに頑張ったからいくらか賞金貰えない?」と最後までお金にはがめつかった。
なおその後の27時間テレビ内の鬼レンチャン歌謡祭にて「カラダぐぅ」の曲ことHIGH PRESSUREを歌っている本人T.M.Revolution西川貴教とHIGH PRESSUREコラボが行われ、西川本人も「カラダうぅ」「カラダぐぅ」「本気うぅ」とほいと共にノリノリであった。ももいろクローバーZともコラボし、「行くぜっ!怪盗少女」をノリノリで踊り、ラスサビ前のソロをキー12下げで歌い、ノブから「ソロお前かい!」とツッコまれたのもつかの間、サビ入りの本気のエビ反りでパネラーや視聴者を爆笑の渦に包み込んだ。
本番組はほい・徳永ゆうき・木山裕策の通称「面白アーカイブ三大天」と池ちゃんの4人を軸にして出川哲朗・内村光良・いとうあさこ・イモトアヤコ・宮川大輔らを擁する裏番組のイッテQと戦うとのこと。しかし、ノブは「それじゃ心細い」とコメント。
27時間テレビ終了後も再び出演。同年10月。このときはレジェンド剝奪されたためノーマルモードでの挑戦であった。が、ここでもほい節は炸裂し、もうわざとやっているようにしか見えないくらいに歌詞を変えていた(ちなみにこの回はNEWほいを見せると言いモノマネ歌唱を番組内で初披露した)。特にレベル5め組のひとでは「めッ」の部分が出ていない疑惑、レベル7ロビンソンではヤケクソにしか思えない歌い方、レベル9の白い恋人達ではラストの「涙」という歌詞を「ぬむどぅ」と言ったのではないかとスタッフに指摘される(レギュラー陣は「のぶたって言ってる」と指摘)。中でもこの回で最も物議を醸したのは、レベル8ドライフラワー(優里)にて高音パートでの腹話術のような歌い方をし、千鳥は「止めろ止めろ!」「人形持ってた?」「まだくるっくぅの方が腹くくってるけどこれはもう誤魔化し」「インチキするなら分かりやすいインチキしてくれよ」とおそらく番組史上初となる「成功」の文字が出る前にVTRを止めるほどの猛批判。それらのバチが当たったのか、レベル10のultra soulで失敗。しかも「祝福がほしいのなら~」を「祝福がほしいのぬるぅ」と歌ったところで。なおこの回から子供を引き合いに出し始める。また、ドラフトを取ったかまいたち曰く、レンチャンをして欲しいだけで応援はしていないとのこと。これらの詳細は後述。
...しかし、ほいはまだまだ止まらない。
加速するほい節/ほいけんた歌唱法
年が明けて2024年一発目の放送にて、MOON CHILDササキオサムとタッグを結成(通称:二大ダークヒーロー)。ほいシーズン2と称し、ここでも「傷つけトゥー」(TRUE LOVE/藤井フミヤ)、「このういが」(ESCAPE/MOON CHILD)「クルルヒー」(粉雪/レミオロメン)などの歌詞改悪や、大都会(クリスタルキング)のサビパート腹話術歌唱(大悟曰く「ニホンオオカミの遠吠え」)など、いつものほい節が炸裂。ササキのヘッドボイスやひとみばあさんも合わさってカオスな状況となっていたが、中でも物議を醸したのは7曲目U.S.A(DAPUMP)。「カモンベイビーアメリカ」の部分を超小声で歌うという新技?を披露し、「ちっちゃい」「これはアカン」「3軒隣のカラオケ」「急に布団でも被ったか?」とまたも騒ぎになった(本人曰く「サビピアニッシモ作戦」)。しかし9曲目にして番組内では初披露の英語曲、BTSのDynamiteにて滅茶苦茶な歌唱で乗り越えるもその後に声がひっくり返り8レンチャン止まりとなった。詳細は後述。(この時の挑戦は同年6月9日放送分にて再放送され、本放送で時短された曲、カットされたトークなども放送された)
2024年5月下旬には明治ブルガリアヨーグルトとのコラボ企画にもチャレンジ。毎曲サビ後にある「(明治ブルガリア)ヨーグルト」を裏声で頑張って5レンチャンまで行く。しかし、レベル6では代名詞ともいえる「HIGH PRESSURE」を歌うのだが...
「カラダぐぅ」は通るものの、まさかの「カゲキどぅ」で外してしまった。
2024年の27時間テレビのタッグモード大会ではたむたむとタッグを組んで挑戦。鬼レンチャン達成で新しいカギの学校かくれんぼ出演とチョコプラとほいで全国ツアーに周ることに。肝心の歌の方は相変わらずほい節全開。例えばレベル4のTUBE「シーズン・イン・ザ・サン」では「stop the season in the sun」を「トゥートゥーseason in the sun」、レベル8の米良美一「もののけ姫」では「もののけ達だけ」を「もののけトゥクトゥク」と言うなど。ほい自身の喉も悪化していてたむたむも緊張でえずき連発の中でも順調にクリアしていき、レベル7~9ではX JAPANの「Forever Love」、前述の「もののけ姫」、ゆずの「虹」と高音曲をクリア。そしてレベル10で選んだのは昨年失敗した「ひとり」。今回もほい流の裏声で裏声地帯を乗り越えたが...
前回撃沈したところと全く同じところで再び撃沈してしまった。詳細は後述。
鬼レンチャンの反響とほいについて
なお、鬼レンチャンでの反響によって、1000人もいなかったほいのYouTubeチャンネル登録者は急増。ノーマルモード放送後にほいはGlassのアカペラshort動画を投稿。1000件以上のコメントが寄せられ、400万回再生を突破している。鬼ハードモード放送後はHIGH PRESSUREのshort動画を多く投稿し、こちらもバズっている。いずれも余計な演出を加えており、カラダぐぅウケに味を占めている模様。しかも「カラダぐぅ」「くるっくぅ」以降20以上の都道府県でひっきりなしに営業が舞い込んできており、特に子供人気が高いことから番組内ですみっコぐらしと並べられた。しかし還暦目前にもかかわらず営業先でカラダぐぅを擦り倒しまくったせいか、喉が大変なことになっており、2023年10月の放送以降度々ひどい咳が出る(パネラーからはその度に「大病されてます」「余命少ない?」と心配される)。
ちなみに、2023年ラスト放送となった11月26日放送分にて登場した、ほいと同業のモノマネ芸人で、リアルすぎるタモリのモノマネでブレイクしたジョニー志村によると、ほいの目は常に本気らしく、楽屋においてはイジられると結構本気で怒るとの事で、ジョニーは「僕より後輩の芸人に言いたいのはですね、ほいはイジるな、ということでね」とタモリのモノマネで忠告、MC陣は「危な!」と戦慄した。ジョニーのチャレンジ終了後に大悟がこの話題について、「OK、もう(ほいを)呼ぶのやめようか」と冗談交じりに発言した。(なおこの回では本人が登場していないにもかかわらず、彼の名前が出たシーンやアーカイブが流れた総時間は、YouTubeでほい関連の動画を投稿しているチャンネルによると約6分30秒とすっかり番組のオモチャとなっている)
ほい節/ほいけんた歌唱法が発動した主な楽曲
以下一例。他多数。一部上記と被っている文章あり。
ある意味、ほいが初めて「裏声逃亡戦法」を使って炎上した挑戦曲。
LUNA SEAのボーカルRYUICHIこと河村隆一のソロ名義での代表曲。
高音ロングトーンが最大の特徴(「いつまでも~」「この心は~」)であるが、ほいが歌ったときはそれぞれ「いつまでむ〜」「この心う~」と言っているように聞こえる。
放送終了後、ほいの裏声ということで自身のYouTubeチャンネルにショート動画を投稿。数百万回再生、コメント1000件以上を記録している。
ほいに注目が集まるきっかけとなった楽曲。
HOT LIMITやWHITE BREATHなどで知られるT.M.Revolutionの夏曲。
「カラダが」という歌詞を「カラダぐぅ」と言っているように聞こえたため、千鳥&かまいたち及びお茶の間を大爆笑させた。山内健司は「おい!失格やろ!!」と言いながらも「死ぬほど笑った・・・」と面白さについては認めていた。
他には「本気を」「未熟な」を「本気うぅ」「未熟ぬぅ」と言っているように聞こえることが確認できる。
この「カラダぐぅウケ」にほいは味を占めたようで、彼のYouTubeチャンネルのショート動画でカラダぐぅネタが数多く投稿されている。ショート動画では本編でギリ言えていた「カゲキで」という歌詞も「カゲキどぅ」と言っている。
さらには、カラダぐぅTシャツ、タオルまで製作した。しかも大人気。
そして2023年の27時間テレビでは、まさかの西川貴教本人と共演。その後、本人が出演したフェスにもゲストとして登場したこともある。更には、その27時間テレビのタッグ大会でも同曲に再び挑戦した。翌日のサザエさんにも本人役で出演しカラダぐぅと言っている。更に、2024年5月6日に放送されたクイズ・ドレミファドン!でもカラダぐぅ「カゲキどぅ」と歌い正解扱いになっている。
だが同月にTVerで配信された明治ブルガリアヨーグルトコラボ編で「カゲキで」を「カゲキどぅ」と言った際に半音低く、ミスってしまい、ほいの裏が出てしまった。
7月9日に公開されたサントリーのザ・プレミアム・モルツのcmにて替え歌バージョンを披露した。ちゃんと「が」が「ぐぅ」、「で」が「どぅ」、「を」を「うぅ」と言っている。
数々のヒット曲を世に送り出した大人気バンドMr.Children2枚目のダブルミリオンシングル。ちなみに1枚目は「Tomorrow never knows」。
序盤の高音(「あるがままの」の「の」の部分)も怪しかったが、終盤の「もがいてるなら~」という歌詞を「もがいてるぬるぅ」と言っているように聞こえる。
なお、もがいてるぬるぅネタもYouTubeチャンネルのショート動画で出ている。
昭和歌謡界屈指の声量の持ち主布施明の代表曲。
「ああ君は」の後にタメてから超高音ロングトーンで放たれる「変わったぁ」が最大の特徴である。しかし、ほいはこの歌詞を「くるっく〜」とハトの如く言い放った。最早「聞き取りづらいだけ」という言い訳では済まないレベルとなっている。タッグを組んだ松浦航大は笑いを堪えるのに必死であった。
放送終了後にもYouTubeチャンネルのショート動画をいくらか投稿している。
なお、くるっくぅTシャツもある。
・ひとり
「永遠に」などでも知られる5人組アカペラボーカルグループであるゴスペラーズの代表曲。(タッグモードではあるが)ほいが初めて挑んだレベル10の男性曲。
サビ前と最終盤はほいでも十分対応できる高さであるが、サビは全て裏声で構成されるのが最大の特徴。さらには、ほい史上最高音である(外部サイトによれば、最高音はhiE)とか。
以前はキー12下げの女性曲で男性初の鬼レンチャン達成者となったものの、今回は逃げずに立ち向かった。裏声もほい流の歌い方でなんとか乗り切ったが...
最後の地声に戻るところで外してしまい、鬼レンチャン達成目前で撃沈してしまった。
翌年2024年の27時間テレビにて、たむたむとタッグを組んだ際も、10曲目でこの曲に挑戦。しかし、前回と同じ「きこえないように」の「き」の部分で音程を外し、失敗してしまった。
ラブソングの帝王こと鈴木雅之率いるボーカル&コーラスグループであるラッツ&スターの代表曲。倖田來未がカバーしたり、Tiktokの影響でZ世代にバズったりなどで若者人気も高い。
2回ほど現れる高音「めッ!」をほいは明らかに小さい声で出して乗り切っていた。ノブからは「むやん」と、スタッフからは「声出してました?」と突っ込まれていた。
デビューから30年以上経った現在も、積極的にシングル・アルバム製作活動を行っている大人気バンドであるスピッツの代表曲。
成功はしているものの、ヤケクソにしか見えないような歌い方をして成功させている。YouTubeやGoogleの検索エンジンで「やけくそ」と入れるとサジェストで「やけくそロビンソン」と出てくる。
SNSで話題となり、今となっては多くの支持を受けるシンガーソングライター優里の代表曲。
高音部分が怪しかったが、「きっときっと きっときっと」の2回目の「きっときっと」を「きっとかっと」と言っているように聞えていた。
サザンオールスターズのボーカル兼ギター桑田佳祐のソロ名義での名曲。鬼レンチャンでも多く歌われている。
裏声と高音が多発し、歌うには尋常じゃない歌唱力を求められる超難曲であるが、ほいはものまねも入れて挑戦。前半部分に「うた」を「うとぅ」と言ってる疑惑もあったが、これはまだ序の口。
かつて木山裕策が撃沈した裏声「Ah...」地帯が「汚い」「病気の犬」と言われ、終いには最後の「涙」という歌詞を「ぬむどぅ」と言っているように聞こえていた。
2位のミスチルと大差を付け、日本で最も多くのCDを売り上げた超人気ロックデュオであるB'zの代表曲(ちなみに売り上げは8000万枚以上)。
稲葉浩志らしく、高音でキーが推移する上に音程揺れも非常に細かいレベル10の超難曲である。低めのDo it4連発の直後にある「ゆめじゃない」の高音がかすれて怪しく、ノブから「志村さん」とツッコまれる(何ならノブはDo itもイヤやなぁとボヤいていた)。そして、白い恋人達などをほい節で乗り切った天罰が下ったのであろうか、「祝福が欲しいのなら」を「欲しいのぬるぅ」と歌ったところで外してしまった。
伝説のバンドであるチェッカーズ解散後、ソロ転向した藤井フミヤの代表曲。ササキオサムとタッグを組んでの挑戦。
「君だけを傷つけてー」という歌詞を「君だけを傷つけとぅー」と歌った(相方ササキも「君だけを信じて」という歌詞を「君だけをスィンじて」と歌っているのではないかとスタッフに指摘されていた)。
これだけならまだ軽い方...と思うところだが、実はほいが鬼レンチャン初登場時にもこのTRUE LOVEを歌っており(しかも一番最初の挑戦曲だった)、そのときは普通に歌って成功していた。つまり、普通に歌って成功できる曲をほい節を入れて歌ったということである。
また、ササキとのタッグで挑戦する前にはネプリーグでもこのほい節を炸裂させていたので、ほいがTRUE LOVEをテレビで歌ったのは3回目となる。
2024年1月のタッグ大会でほいが組んだ、ササキオサムのバンド「MOONCHILD」の代表曲。彼のご本人曲として挑戦したのだが、何故かサビの歌い出しがほいだったため、ノブは「サビ(の歌い出し)お前かい!」と突っ込んでいた。
そしてラストの「今目覚め始めるUhこの愛が~」の部分では「このういが~」と歌って大爆笑された。
・粉雪
「3月9日」などでも知られるスリーピースバンド、レミオロメンの代表曲。
非サビの低音とサビになって一気に高くなる高音(「こなーゆきー」など)が最大の特徴であるが、ほいは「ヒコロヒー」「クルルヒー」「フルルヒー」と言っているように聞こえていた(ネット上では「コアルヒー」と聞こえたとの声もあった)。ササキも最後の最後で強烈なヘッドボイスをカマしたことも相まって、ノブからは「笑い飯の畳みかけ」と評された。
ダンス&ボーカルグループのDA PUMPが2018年に出した大ヒット曲。サビのダンスがダサカッコいいと若者に大ウケした。このとき共にタッグを組んでいたササキは、通常モード挑戦時に全部ヘッドボイスでクリアしている。
サビ前はしっかり声を出して歌っていたが、サビになると急激に声が小さくなった(本人曰く、サビピアニッシモ作戦だそう)。
・大都会
現代で言うKing Gnuのような低音・高音のツインボーカルが特徴的なバンドであるクリスタルキングの代表曲。低音ボーカルのムッシュ吉崎のパートは低音と言ってもそこまで低くはない(愛をとりもどせ!!でササキはムッシュパートでもヘッドボイスを混ぜている)。
高音ボーカルの田中昌之が放つ「あー果てしない」などの超高音ロングトーンが最大の特徴である。この曲もサビピアニッシモ作戦であろうか、ほいは「あう~」と歌っており声が細かった。これには「犬が長めに吠えただけ」「ニホンオオカミの遠吠え」と大悟にツッコまれる。
「あー夏休み」や「夏を待ちきれなくて…」等、夏楽曲に定評のあるバンドTUBEの代表曲。サビの出だしは別に裏声でもないのだが、ほいは「ストップザシーズンインザサ~ン」の部分を「トゥートゥーシーズンインザサ~ン」と裏声&歌詞改悪で歌っていた。
XJAPANの代表曲であり、小泉純一郎元首相お気に入りの楽曲。下記の「もののけ姫」のように終始とまではいかずとも、ToshLらしく、男性曲としてはかなりの高音曲である。
そのためほいは、「オーテルミー」の部分を「オートゥルフー」と歌っており、スタジオは大爆笑状態だった。若干低くなる「生きる意味を」だけはハッキリ声が出ていたが、残りはほいけんた歌唱法で乗り切り、声が細かった。
同タイトルジブリ映画の主題歌である、米良美一の代表曲。男性曲でありながら、終始裏声を使う高音で構成されているのが特徴。
そのため、高音が苦手なほいにとってはかなりの難関曲であり、実際終始苦しそうな声で歌い続けていたため、スタジオからは「生きろ!」「死ぬな!」とヤジを飛ばされていた。
そしてラストの「ものの~け~たち~だけ~」の部分を「ものの~け~トゥク~トゥク~」と歌詞改悪して、一気にトレンド入りした。
書籍
ほいけんたのカラオケで100点を出す方法/双葉社/2024年