曖昧さ回避
概要
2003年3月16日放送。
仮面ライダーファイズに変身する青年・乾巧が「夢」というものを知っていくストーリーを軸に、海堂直也の過去と決断、音楽に関連付けた演出、井上敏樹色が強い救われないドラマ展開、オルフェノクサイドの主人公である木場勇治の立ち位置の明確化など、『555』の物語のポイントを凝縮したような名エピソードである。
このエピソードにおける巧の心境と活躍により、巧/ファイズのキャッチコピーとして使われることもある。
前編「夢の力」のあらすじ
それぞれの夢への第一歩を踏み出し始めた園田真理と菊池啓太郎。
真理は勤務予定の美容院「T-CLUB」へ向かい、啓太郎は西洋洗濯舗菊池を訪れた女性客の相談に乗ろうとする。
しかし、乾巧はそんな二人の夢を理解することが出来ずにいた。
一方、海堂直也/スネークオルフェノクを追った長田結花/クレインオルフェノクは、山手音楽大学を訪れる。
そして巧も、啓太郎に連れられる形で山手音楽大学へと向かうのだった……。
後編「夢の守り人」のあらすじ
美容師を夢見る少女・園田真理と、ギタリストを夢見る青年・黒田和彦。
一方、オルフェノクになってラッキーと叫び、人間に復讐を誓ったはずの海堂直也/スネークオルフェノクは、未だに自分の夢を捨てきれずにいた。
そんな海堂の迷いを長田結花/クレインオルフェノクは見抜き、木場勇治/ホースオルフェノクも海堂のことを心配していた。
果たして、海堂の夢を奪ったのは誰なのか?
海堂は人間としての自分を取り戻すことが出来るのか?