概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC33巻収録「大人をしかる腕章」。
腕章型の道具で、これを腕にはめるとあらゆる大人を叱ることが出来るようになる。叱られた大人は、腕章をはめた相手に逆らったり歯向かう事が出来なくなってしまう。ただし「大人をしかる」という名称の通り、子供に対しては一切効果が無い。
本来は理不尽な振る舞いをする大人を懲らしめる為の道具であるが、使い方を間違えると大変なことになってしまう場合がある。
作中ではのび太が実際にこれを使用して赤の他人だけでなく、ママや先生、更にはジャイアンの母ちゃんといった「理由や目的があって叱る人達」までをも叱ってしまった(のび太は当初「悪いことをしたら怒られるのは当たり前だろ」と断ったが結局はジャイアンに脅され仕方なくやった)ため、その結果として怖い物が無くなったジャイアンが「もう何しても母ちゃんに叱られる心配はないんだ」といつも以上に好き勝手に暴れ放題してしまうという事態に陥ってしまった。
関連道具
- 大人をしかるIDカード
大山のぶ代版アニメで登場。外観がカードになっている以外は大人をしかる腕章と性能は一緒。