概要
属するモンスターは全て炎属性・ドラゴン族で統一されており、バトルフェイズ中のシンクロ召喚による高い攻撃性能が特徴のデッキ。
また、同時登場の燦幻は天盃龍を含む炎属性ドラゴン族に関する効果を持つ魔法及びシンクロモンスターのカテゴリである。
バトルフェイズ中の連続攻撃とシンクロ召喚を駆使することで、状況次第ではダメージ半減のデメリットを持つ金満で謙虚な壺を発動したターン中でもライフ8000を削り切れるという規格外な攻撃性能を持つ後攻向けのテーマである。
その分現代遊戯王らしい先攻展開はテーマ内では持ち合わせていないが、テーマ外のカードを活用することである程度補完する事も出来る。
1枚からワンキルに向かえるカードがテーマ内に多数ある性質からデッキ内に大量の空きスロットを用意できる為、デッキの半分以上を手札誘発(20枚前後)にする事が可能となっており、確実に相手の先攻展開を弱めてからワンキルをする流れが基本的な流れとなる。
対して天盃龍側はエフェクト・ヴェーラーや原始生命態ニビルなどのメインフェイズ中の妨害は盃満ちる燦幻荘で無力化でき、増殖するGはワンキルに成功出来るなら何枚引かれようが関係無い…と妨害耐性も高い。
最強の後攻デッキと判明して以降は環境最上位のデッキとして活躍し、3ヶ月後に登場したデモンスミスらと覇権を争う環境が続くこととなった。
シンクロモンスターのカード名からトライデント・ドラギオンのリメイクテーマとも取れるようになっている。
カードテキスト
モンスター
(3):1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
カード一覧
効果モンスター
レベル3
レベル4
「天盃龍」に関する効果を持つカード
余談
カード名は麻雀が元ネタとなっており、天盃龍もその用語となる「聴牌」からとなる。
また、下級モンスターは「三元牌」がモチーフとなっており、関連カテゴリの燦幻や3回の攻撃が関わる点もここから取られてると思われる。
そのせいか、情報公開からは炎属性・ドラゴン族=麻雀のイメージがついた人もおり、当日のXのトレンドにも上がり続けていた。
特にドラゴンメイド・ティルルは「1枚引いて1枚捨てる」効果も相まってティルルは麻雀が上手いといった妙な2次被害(?)が出来上がりつつある。
(なお、天盃龍とドラゴンメイドは同じドラゴン族なので、混成デッキも一応成立する)