概要
鹿児島県の鹿児島本線川内駅と薩摩大口駅までを結んでいた鉄道路線。
終点の薩摩大口では山野線(1988年2月廃線)と連絡していた。
川宮鉄道が着工するも第一次世界大戦勃発に伴う工事費高騰で建設中止となった路線を1923年に国有化し、翌年に宮之城線として開通させた。
全線単線非電化の典型的なローカル線で利用者はあまり多くなく、第2次特定地方交通線に指定され、1987年1月に廃線となった。
廃線後は川内-入来は鹿児島交通、入来-宮之城はJR九州バス、宮之城-薩摩大口は南国交通の路線バスがそれぞれ代替交通となっている。