概要
前述の通り、本記事は「東方居虫球」「妖蟲大戦争」に登場する公式のキャラクターについて解説を行う記事である。
この二つの作品は「東方オリジナル」というタイプの「東方二次創作」なのでいわゆる二次設定についての解説となる。
以下、本家での登場順で各キャラクターの解説を行う。
（公式設定については各キャラ名に設定されたリンクから飛べる記事を参照）
博麗霊夢
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基本情報
| 種族 | 人間 |
|---|---|
| 二つ名 | 楽園の素敵な巫女 |
| 能力 | 主に空を飛ぶ程度の能力 |
| 登場作品 | 東方居虫球（自機） |
解説
おなじみの主人公の巫女さん。
本家の整数タイトル作品に見立てた「東方居虫球」でも自機になっている。
居虫球の正史はリグルを自機に選んだシナリオだが、（主に４面以降は）そちらでも霊夢は自機になった場合と同じように活躍していることが仄めかされている。
巫女さんらしく神の性質については詳しく、作中で唯一辟邪録虫貴の正体に勘づいた人物。
霧雨魔理沙
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基本情報
| 種族 | 人間 |
|---|---|
| 二つ名 | 森の普通の魔法使い |
| 能力 | 魔法を使う程度の能力 |
| 登場作品 | 東方居虫球（自機） |
解説
こちらもおなじみ、副主人公の魔法使いさん。
ということで当然「東方居虫球」でも自機になっている。
本家でもよくあることだが霊夢ルートが選択された場合はどこで何をしているのか謎。
（エキストラストーリーを読む限りは威虫宮メンバーとは接触したようである）
本家では好奇心から動くことが多いが、居虫球の異変は彼女にとって死活問題を引き起こしていたため結構真面目に異変解決にあたっていた。
そのためシナリオはおおむね霊夢と変わらないがエンディングではちゃんと別の情報が提示されている。
リグル・ナイトバグ
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| 東方居虫球 | 妖蟲大戦争 |
|---|
基本情報
解説
こちらはおなじみ……ではなくゲームでは（モブを除き）初登場の東方永夜抄や東方文花帖くらいでしか出番のない妖蟲さん。（書籍でも主役回があるのは4コマ漫画月のイナバと地上の因幡の数回くらい）
そのため性格面などはほとんど二次設定によるものになっている
「東方居虫球」での正式な自機名は「調子に乗ったリグル・ナイトバグ」。
東方天空璋の「日焼けしたチルノ」のようなもので、異変で力を得て調子に乗りあちこちで遊んでいた。
しかし３面の終盤で異変の状況を把握したので、霊夢や魔理沙とは別の方向での「異変の解決」……というよりは方向修正を目指すようになるが……？
続編の「妖蟲大戦争」にも登場。こちらは小数点作品に該当するためなんと主役になっている。
虫を愛する彼女は共殺しとなる「蠱毒」に抵抗感を覚えていたが、「殺生禁止の蠱毒」へ招待されるとノリノリで参加しに行った。
様々な虫を味方に付けながら蠱毒を勝ち進んでいくが……？
黒谷ヤマメ
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基本情報
| 種族 | 土蜘蛛 |
|---|---|
| 二つ名 | 地底の困った土蜘蛛（居虫球）、地底の明るい土蜘蛛（妖蟲大戦争） |
| 能力 | 病気（主に感染症）を操る程度の能力 |
| 登場作品 | 東方居虫球（サポート）、妖蟲大戦争（エリア８中ボス） |
| テーマ曲？ | 虫合戦を今一度 |
解説
リグル同様あまり公式では出番のないキャラだが、「東方居虫球」ではバックストーリーに登場し、主人公（人間勢のみ）にサポートアイテムを授けるという重要そうな立場に収まっている。（ちなみにリグルには接触していない）
しかしその後すぐに帰宅したので出番自体は少ない。
サポートといっても東方地霊殿の支援キャラたちではなく東方紺珠伝の八意永琳に近い立場である。
地上から「嫌な力」を感じた土蜘蛛たちが地上に出たがらなくなり、仕事（土木作業）できなくなってしまっていたので仕方なく代表で地上で起こっている異変を調査していた。
その後サポートアイテムを貸した上で霊夢や魔理沙に異変の解決を引き継いでもらったというのがバックストーリーである。
魔理沙のグッドエンディングにも一応回想という形で登場するが（虫の異変が終われば人間には使えなくなるアイテムを）「諦めがつくまで貸しておいてあげる」と発言してしまったことにより魔理沙にアイテムを又貸しされてしまった。
虫の妖怪ということで「妖蟲大戦争」にも登場。ここで初めてリグルと対面する。
最終面の中ボスを担当するが、スペルカード数は四枚でepisode二回に渡り戦闘することになるなど強敵として描かれている。
しかしその時のリグルの装備はよりによってあの「嫌な力」であり……
仮想スペルカード一覧
妖蟲大戦争（エリア８）
地蜘蛛「グラウンドトラップ」（episode１）
飛符「グライダースパイダー」（episode１）
土蜘蛛「笹蟹火焔」（episode２）
病符「土蜘蛛の病巣」（episode２）
妖蟲大戦争（エリアCH）
「エンドオブイルネス」（episode１０）
エタニティラルバ
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| 東方居虫球 | 妖蟲大戦争 |
|---|
基本情報
| 種族 | 妖精（アゲハ蝶） |
|---|---|
| 二つ名 | 再び神に近づく蝶の妖精（居虫球）、悠々自適な揚羽蝶（妖蟲大戦争エリア１）、危うすぎるバグフェアリーズ（同作エリアEX、シャインとのタッグ） |
| 能力 | 鱗粉を撒き散らす程度の能力 |
| 登場作品 | 東方居虫球（４面中ボス）、妖蟲大戦争（エリア１中ボス、エリアEX中ボス） |
両作共に「虫」がテーマということで登場。
出番は普通の中ボスだが、キャラ設定テキストでは一貫して気の良い親切で温厚な性格として描かれている。（ただし居虫球では異変ということもあり天空璋同様暴走していた模様）
「東方居虫球」ではラスボス勢力の拠点作りをお手伝いしたり、「妖蟲大戦争」ではエンディングで衝撃の事実が明かされたりと何気に重要なポジションかもしれない。
普通の中ボスということでセリフはない……と思いきや妖蟲大戦争のエリアEX以降では普通にしゃべった。
リグルとの関係性はいまいち不明だが、リグル側は居虫球以前から存在を認知していた節がある。
仮想スペルカード一覧
東方居虫球
蝶符「バタフライハッピーダンス」（NORMAL以上）
「タチバナバタフライエフェクト」（ラストワード）
妖蟲大戦争（エリアEX）
※すべてシャインレディバードとの合同スペルカード
協力技「ディスライクドオレンジ」（episode１）
合体技「弱肉強食追いかけっこ」（episode１）
「可愛い虫妖精のリフレーン」（episode１）
妖蟲大戦争（エリアCH）
「真夏の幸運アゲハ蝶」（episode１）
姫虫百々世
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| 種族 | 大蜈蚣 |
|---|---|
| 二つ名 | 蠱毒経験者の大蜈蚣（妖蟲大戦争） |
| 能力 | 龍を食べる程度の能力 |
| 登場作品 | 妖蟲大戦争（エリアEXボス） |
| テーマ曲 | 七巻半の死闘伝説 ～ Legendary Centipede |
解説
「居虫球」では「東方虹龍洞発売前から製作されていた」「そもそも妖蟲が弱いという設定が軸だった」という事情から登場できなかったが、「蠱毒」が開催される「妖蟲大戦争」にはついに参戦。（といってもかなり新しめのキャラだが）
しかしこの蠱毒は彼女が知り待ち望んでいたものとはかけ離れたものであり……
性格は相変わらずの戦闘狂。
また、直接登場はしないものの、作中では彼女の親友の存在も見え隠れしている。
仮想スペルカード一覧
妖蟲大戦争（エリアEX）
捕食「チェイサーバグ」（episode１）
金鉱「太古のゴールデンマイン」（episode２）
採掘「ムカデトンネル」（episode２）
多足「律儀な蜈蚣の草鞋履き」（episode２）
勇軍「不退の蜈蚣軍団」（episode２）
蠱毒「下準備の子煩悩」（episode３）
毒牙「センチピードファング」（episode３）
百足「ペンドラウォーク」（episode３）
鳶頭「インセクトイーター」（episode３）
蜈蚣姫「矢と蛇と蜈蚣と呪われし姫君」（episode４）
蜈蚣姫「ブリッジブレイカー」（episode４）
大蜈蚣「龍神咀嚼」（episode４）
大蜈蚣「負の魔力の試し打ち」（episode４）
大蜈蚣「三上山七巻半」（episode４）
