概要
正式名称岐阜乗合自動車。2004年に名古屋鉄道自動車事業部から岐阜地区の路線の譲渡を受け、2005年4月1日までに岐阜市交通事業部から全路線を譲り受けた。更に2005年4月1日に廃止された名鉄揖斐線、岐阜市内線、美濃町線、田神線の代替バス、岐阜市コミュニティバスの運行もしていた。
かつては郡上郡7町村(八幡町・大和町・白鳥町・高鷲村・美並村・明宝村・和良村、現在の郡上市)や荘川村(現:高山市)にも路線バスを走らせていたが、2012年に高速バスを残して撤退し、郡上市内は2つの別事業者が運行している。
ayuca
岐阜バスで導入されている交通系ICカード。
2006年導入。親会社の名鉄より早かった反面、相互利用に対応していないため岐阜バス以外では使えない(岐阜バスではayuca以外使えない)、電子マネー機能を持たない(コンビニでチャージすることもできない)といった点でmanacaに劣っている。
しかし2022年12月、2024年からmanaca導入、ayucaは2026年春に廃止する方向で検討していることが発表された。(岐阜新聞より1.、2.)
営業所
- 岐阜営業所
- 岐阜西営業所
- 柿ヶ瀬営業所
※元は岐阜市交通事業部の車庫・営業所。
- 高富営業所
※元は名古屋鉄道自動車事業部の車庫・営業所。[[令和3年6月に山県バスターミナル内に移転。>https://www.gifubus.co.jp/info/post2343/]
- 美濃営業所
- 関営業所
- 各務原営業所
- 岐阜バス観光名古屋営業所
高速バス
高速名古屋線
美濃市駅/関テクノハイランド-関シティターミナル-高速各務原-名鉄バスセンター
名鉄バスとの共同運行路線。名鉄バス担当便ではmanacaおよび全国相互利用が可能な各種交通系ICカード、岐阜バス担当便はayucaのみ使用できる。
高速美濃名古屋線
名鉄バスセンター-高速各務原-高速関-高速美濃-中濃庁舎
岐阜バスの単独運行路線。1日2往復の運行
高速高山線
名鉄岐阜-高速各務原-高速関-高山濃飛バスセンター
濃飛バスとの共同運行路線。
高速八幡線
名鉄岐阜・JR岐阜-高速関-郡上八幡城下町プラザ-ホテル郡上八幡・郡上白鳥
名鉄岐阜・JR岐阜←高速美濃バス停前
高速美濃バス停前と高速美濃は別々の停留所。ayucaを使用できる
高速白川郷線
名鉄バスセンター-高速各務原-郡上八幡城下町プラザ-白川郷(小呂)-鳩ヶ谷(役場前)
高速関・長島線
関市役所(わかくさプラザ)-栄町1-長山-名鉄岐阜-長島温泉
三重交通との共同運行路線。冬季に限り1便がなばなの里まで延長される
パピヨン号
ハイアットリージェンシー東京-バスタ新宿-日本昭和村(美濃加茂市)-岐阜県中濃庁舎(美濃市)-関市役所(関市)-関シティターミナル(関市)-(東海北陸自動車道)-名鉄岐阜
正確には岐阜バス観光の担当路線で、小田急シティバスとの共同運行路線。
一般路線
2007年3月29日にJR岐阜駅バスターミナルの運用が開始され、全路線のJR岐阜乗り入れ・時刻変更がなされた。JR岐阜駅バスターミナルが運用開始する前は市内線と郊外線に大きく分類され、岐阜市から郊外への路線バスの大部分は新岐阜バスセンターを発着点としていた。
車両
名鉄グループらしく長年一般路線車はコミュニティバスを除いたすべての車両が三菱ふそう製で統一されていたが、岐阜市営バスからの路線譲渡にあわせて車両も移籍し、いすゞと日産ディーゼル車も登場。更に2005年には(三菱ふそうの相次ぐリコール隠しもあって)岐阜バスでは初となるAT車の日野製大型ノンステップバスも納車されており、現在国内4メーカー全てが揃っている。同じように名鉄グループで国内4メーカーが揃うのは宮城交通のみ。
海外車も所属しており、観光車の一部にベンツとバンホール製が、一般路線車の中でも連節バス清流ライナー用にメルセデス・ベンツ・シターロGが導入されている。シターロGは国内ですでに神奈川中央交通や京成バスに導入の実績がある。
観光バスは真っ赤なボディに塗られており、結構あちこちに出没する。漫画『うちのトコでは』6巻では、これに関して『赤いゴキブリ』と揶揄されることがネタとして描かれた。
公式キャラ
岐阜バスにはあゆかちゃんという公式キャラが存在する。主に1日乗車券に萌えキャラとして書かれているが、最近着ぐるみが登場している・・・が若干怖いという意見もある(参照)。
その後、あゆり・あゆなというキャラクターも登場し三姉妹となった。そして2023年4月には創立80周年記念で一般公募によりぎばりすというキャラクターが新たに登場した。