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平経正

たいらのつねまさ

平安時代末期の平家一門の武将で、歌人。平清盛の弟経盛の長男。経俊・敦盛の兄。琵琶の名手として知られる。 
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概要編集

平経盛(平忠盛の三男)の長男。

諱は経政ともされの演目名では『経政』表記である。


平清盛の甥。弟に平経俊平敦盛

官位は正四位下に昇叙し、但馬守、皇太后宮亮、左馬権頭を歴任している。

 寿永2年の平家都落ちの際に仁和寺に駆けつけ、拝領の琵琶青山』を仁和寺五世門跡覚性法親王に返上し和歌を残した逸話は、『平家物語』中「経正都落」、『源平盛衰記』中「経正仁和寺宮ヘ参リシ事」条などで著名である。

上記の作品に描かれているように、琵琶を愛する貴公子で、また父や叔父平忠度と同じく和歌もよく詠んだそうであり藤原俊成と親交があったとされる。


 寿永3年、一ノ谷の戦いにおいて、河越重房(源義経の正室・郷御前の兄弟)の手勢に討ち取られたとも大蔵谷で自害したともいう。


弟二人と違い享年は不明。しかし吉川英治の「新平家物語」では40歳設定となっており忠度(享年41歳)とほとんど同じなため、弟の経俊(享年19歳)や敦盛(享年17歳)とは親子ぐらい離れている。

平経正が登場する作品編集

遙かなる時空の中で3平経正(遙かなる時空の中で3)


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日本史 歴史創作 平氏 源平 和風 能楽

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