概要
プロ入り前
高校時代に甲子園の経験はないが、中部学院大学で130キロ程度だった球速が140キロ台になり、先発の柱として活躍。
2016年10月20日、ドラフト会議で広島東洋カープから3位指名された。
入団後
1年目から開幕ローテーション入りし、4月12日の対巨人戦で初勝利を記録。しかし、本拠地デビューとなった4月19日の対横浜戦にて左肘の違和感で4回で降板し、怪我が発覚。
そのままシーズンを終えた。
2019年は2年ぶりに開幕ローテーション入りを果たし、4月6日の阪神戦でプロ2勝目となる白星を挙げた。この年は規定投球回には達しなかったものの、7勝を挙げた。
プレースタイル
そして何よりの注目点は打撃への飽くなき追求。自主練習日にしれっと打撃練習していたり、戦力外通告された野手選手の打撃練習に付き合っていたりと、ホンマに投手か? と疑いたくなる程、ジエンゴ投手揃いと言われるカープの中でもやたらバッティング大好きエピソードに事欠かない色々おかしい投手。
セ・リーグでは指名打者制度 (DH制) を採用していないので、打てるに越したことはないのだが……
強烈なスラッガーではないが (でもホームランにならないだけで長打率コンスタントに2割超えてるんだよね……) 、必要なときに打つ投手。
2023年シーズンに至っては打率.275 長打率.375 出塁率.310という、セ・リーグでも実質的な専業投手化が進む昨今にあって、全盛期の桑田真澄に匹敵する打撃成績を残している。その一方で防御率2.19 (優秀な投手の防御率は2未満とされるが、床田の場合1点ぐらいは打ち返してくる事が多いので、実質2未満)。
カープファンからの彼の扱いも当然「床田先発の日は6番でいいんじゃない?」「2アウト同点走者2塁、打席は床田か、勝ったな」(普通なら代打を送る場面) 「(交流戦などパ・リーグホームでDH制になる試合で)床田は代打要員としてベンチ入りしてほしい」etc……