度会隆輝
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わたらいりゅうき
千葉県出身のプロ野球選手(外野手)。横浜DeNAベイスターズ所属。
かつて東京ヤクルトスワローズにてユーティリティ、代打の切り札として活躍した度会博文氏を父に持ち、幼少期から野球を始める。中学時代にはU15日本代表にも選出され、MVPにも輝いた。
その後横浜高校に進学。高校通算24本塁打、打率.419の成績を残し、プロ志望届を出すも、指名されることはなかった。そのため、地元の社会人野球の名門、ENEOSに入社。
ENEOS入社後は、それまで守っていた二塁から外野(右翼)にコンバート。1年目からレギュラーとなると都市対抗野球でも本塁打を放つなど大いに貢献し、2年目には橋戸賞(プロ野球におけるMVPに相当)と若獅子賞(新人王に相当)を野手としては史上始めて同時受賞するなど大きな成長を見せ、23年ドラフトにおける有力候補に上り詰めた。
そして迎えた23年ドラフトでは、事前に1位指名を公言していた中日の他、横浜とロッテが度会を1位指名。
抽選の結果、三浦大輔監督がくじを引き当て、DeNAが交渉権を獲得した。背番号は父、博文氏も付けた「4」。
ルーキーイヤーとなる2024年、いきなりオープン戦で打率.434という結果を残し首位打者に輝くと、勢いそのままに横浜スタジアムで迎えた開幕戦で、初安打となる同点3ラン本塁打を放つ鮮烈デビューを飾った。また、その次の日の第2戦では、第1打席で頭部付近に死球を食らうアクシデントに見舞われつつも、セ・リーグでは史上初となる開幕2戦連続本塁打を放った。
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