概要
執権・北条時政追放後、最終章に突入するNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。
2022年10月9日、NHKは最終章計10話放送を前に小栗旬(北条義時)、小池栄子(北条政子)、坂東彌十郎(北条時政)、坂口健太郎(北条泰時)ら北条一族に佐藤二朗(比企能員)を加えた出演俳優が撮影裏話を披露する『鎌倉殿の13人ウラ話トークSP』を放送。
そのなかにあって、ビデオ出演した俳優・大泉洋(源頼朝)は第23話「狩りと獲物」で自分が知らないうちに頼朝の代役が起用されていたことを後に知らされたと言う。
この日、側近の御家人・工藤祐経(坪倉由幸)を身代わりにして比奈(堀田真由)の寝所に夜這いをかけた頼朝、しかし、身代わりにした祐経のもとに曽我兄弟の弟・五郎が頼朝と思って襲撃、わけもわからずに祐経は五郎に討ち取られてしまう。
大泉は、撮影スケジュールにあった比奈の寝所に向かうシーンを体調を崩したことにより欠席、使用されたセットはこの日限りでもあったため、スタッフは大泉に身長と後ろ姿が似、大泉が演じている頼朝の歩き方も日頃研究していた俳優に代役を依頼した。
その代役となった俳優とは、なんと北条義時を演じていた小栗旬。
(比奈の寝所で「まさか本当にお見えになるとは‥」と神妙な顔で出迎えて頼朝を驚かせた義時のカットは、もちろん別撮りである)
この俳優・大泉洋の暴露により、視聴者は第23話「狩りと獲物」に御家人・工藤祐経と俳優・小栗旬の2人が源頼朝の影武者になっている衝撃の事実を知るのだった。