データ
別名 | 復活怪獣 |
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身長 | 57m |
体重 | 3万9千t |
出身地 | 石倉山 |
概要
第8話「よみがえった伝説」に登場。
元々三千年前の太古の昔に暴れ回っていたが、突如として現れた80の祖先と思われるウルトラ戦士「光の巨人」によって石倉山の地底深くに封印されていた古代怪獣の一種(何故その時止めを刺さなかったのかは不明。パワーが不足していたのだろうか?)。
「復活怪獣」という別名以外にも、本来は別の肩書きがあったのかどうかは気になるところである。
度重なる地震の影響で復活しつつあったが(その前兆として山の奥深くに迷い込んだ登山家2名を捕食していたが、当初は考古学者の日比野博士(演:佐竹明夫)ただ一人を除いて誰も怪獣の仕業ではなく地震の地割れに落ちたものと思い込んでいた)、地割れで開いた大きな穴から差し込む太陽の光を浴びた事により遂に目覚め、復活を遂げた。
肉食の凶暴な怪獣で人間を主食としており、口から100mも伸びる長い舌を使って獲物を捕えて捕食する。この舌は表面の鱗が返しの役割を果たしており、一度捕まれば逃れるすべはない。
80mもの長さを誇る尻尾も強力な武器の1つで、これを巧みに使って敵を打ち据える事ができる。また、全身を発光させて侵入者を威嚇する事も。
更に目から破壊光線「サーティセンチュリービーム」を発射することも可能である。
復活後、80との戦いでは上記の能力を駆使して彼を追い詰めるが、まだ十分な食事を済ませていなかった事もあってかパワー不足だったらしく、破壊光線をウルトラVバリヤーで防がれた隙を突いて放たれたサクシウム光線を受け今度こそ完全に止めを刺された。
余談
名前の由来は「たぶらかす」から。
「光の巨人」のスーツは、80の予備スーツの表面に光反射性テープ(スコッチライト・スクリーン)を貼り詰めたもの。なお、撮影終了後にテープを剥がしたところ、スーツに粘着剤が残り使い物にならなくなってしまったとのこと。
ちなみに、『80』第8話はウルトラマンの代名詞ともなっている「光の巨人」という異名が初めて登場した回でもある。
デザイン画ではガマガエルのように四つ足で描かれており、格闘時に立ち上がるという要望だったが、造形では二足歩行にアレンジされた。
タブラが三千年前に光の巨人と戦った際に流れたBGMは、フランスの作曲家・セシル・ウォーリーのライブラリ音楽「Aura Popularis」で、『機動戦士ガンダム』にも使用された。