概要
『銀魂』に登場する、桂小太郎を党首とする攘夷組織。初期は天人の大使館に時限爆弾を仕掛ける、真選組殲滅のために巨大ロボットを購入して暴れ回る(アニメオリジナル)など過激派組織であったが、紅桜篇以降は桂の意思の変化により方向転換し、穏健派組織となっている。
メンバーは桂とエリザベスのほか、数十名。普段から江戸で集会を開き、討幕について議論を交わしている。暇なときはファミコンをしていたり、隣国のドラマについて感想を言い合ったりと結構自由な団体であるが、桂に対する忠誠は強く、いざとなれば飛行戦艦すら引っ張ってくる。
桂が穏健派に転向してからは、よくわからない採用試験などを挟んだ、企業のような組織になっている。
創設者である桂と側近のエリザベス以外で名前が判明しているキャラは、今の所アニメオリジナルキャラのドラゴン隊長ただ一人である。というか本編中では桂とエリザベスが単独で行動していることが多いため、団体で登場する機会は少ない。
さらば真選組篇における十四代将軍・徳川茂茂引退の際の動乱においては国家反逆の角で桂が幕府に捕縛、黒縄島へと流され死刑が求刑されることとなる。これを解放するため、攘夷党は万事屋、そして本来なら仇敵たる真選組残党と一時的に手を組み、桂(及び同じく死刑が求刑されていた真選組元局長・近藤勲と元長官・松平片栗虎)を奪還するに至った。
烙陽決戦篇にて、見廻組元副長・今井信女の言葉により自らの真の敵を悟った桂は、鬼兵隊が壊滅したことを知ると、その残党や快援隊、万事屋といったかつての仲間たちと共に結託。一行は宇宙へと向かう。
その最中、十五代目将軍・徳川喜喜と睨み合いになるも、事ここに及べば「幕府」など砂上の楼閣に過ぎず、喜喜政権はわずか1話であっさりと陥落し、将軍後継者がいなくなってしまったため討幕には成功した。
その後、捨てられた星・烙陽にてついに春雨や天照院奈落および天導衆との決戦を迎えることとなる。