映画に出るのだ
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えいがにでるのだ
『深夜!天才バカボン』の第3話Aパートのサブタイトル。
ある朝、バカボンのパパは東京スポーツ新聞に珍しく本当の記事が書いてある事に気付き、バカボンのママに報告した後抗議の電話を入れようとするが、ハジメちゃんによって制止される。丁度その時、学校から帰って来たバカボンから近所の公園で映画の撮影をしている事を知り、早速彼らはその現場を見に行く事に。
その公園では、有名な俳優である高橋克典が出勤途中で巻き込まれた喧嘩を軽やかに切り抜けるシーンを演じていた最中で、ファン達から黄色い歓声が上がっていた。この様子にピリピリしていた監督のツジタツジオは、高橋にベタ褒めをしてご機嫌を取らせつつも野次馬達を追い払おうとするが、バカボンのパパを見つけた事で熱い手のひら返しを見せる。
バカボン一家がツジタの元に集まった後、彼はバカボンのママに「次の某アニマルガールの作品の実写映画でヒロイン役として出て欲しい」とお願いするが、本人は「自分に合わない」と遠慮しながら断った。すると今度はバカボンのパパにその役を任せようとするが、原作を知らないとバレた彼から「主人公の性別を変える事は実写化ではやってはいけない事の一つなのだ!」という正論で叱られ、却下されてしまった。
そこで、ツジタはバカボン一家を撮影したドキュメンタリー番組を制作する事に決め、彼らも胡散臭い彼らを疑いながらも渋々承諾する。しかし、彼が望んだ本当の撮影演出は想像以上に過激な物であった。それは…………。
- バカボンのパパが高橋克典に言った”30秒ダイエット”とは、彼が以前実践したラクやせ体操の事である。
- 実写版の某アニマルガールの作品は実際に無いものの、舞台版は過去に公演されている。
- トイレに逃げ込んだツジタをバカボンのパパがおびき出す場面では、作画ミスでドアノブが無い。
- ツジタが思い描いた内容は「家族間で喧嘩が絶えず、飲酒や育児放棄が当たり前」という過激な物で、無理矢理撮らせようとした彼にバカボンのパパは「お前のやってるのはただのやらせなのだ!!!」と厳しく批判したが、それでも人間の中身を描きたいと考えを曲げない彼にお灸をすえる為取った行動は鼻から突っ込ませた胃カメラで実際の胃を直視させる事だった。
- その後、この行為で人が泣くと気付いたパパはツジタをアメリカを連れて行き、全米を泣かせる(物理)為にお互い外国人の胃の中を撮影するように約束するが、パパがこっそりそれを破って帰国した数日後に彼はアメリカ人の集団訴訟により逮捕されてしまった。
- なお、この時使用された胃の画像は本作のオンエア前の細川監督のツイートから、彼の物だったのではないかという推測も挙がっている。
- 今回ツジタ役を担当した高木渉はこの後のBパートにも別のキャラを担当している。また、レレレの天才バカボン、原作者繋がりのリメイク作のとある回でも別のゲストキャラを担当した。
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