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概要編集

ルーヴル美術館所有の日本画。『モナ・リザ』に相対する『最も邪悪な絵』。

この世に存在しえない黒で描かれた、決して見てはならない絵とも言われる。


黒く塗られた部分に和服女性が描かれている。

作者の山村仁左右衛門は、この作品を描くために神聖な御神木を斬り、この世で最も黒い「漆黒の色」を見つけ使用した。しかし、禁じられている伐採の件で殿様の怒りを買って処刑され、他の作品も焼却処分されたが本作品だけが現代まで奇跡的に残った。


とある地主の蔵で発見され、現在はルーヴル美術館のリシュリョー翼のZ-13倉庫に保管されている。


実写版では単に「黒い絵」若しくは「絵」とのみ呼称されており、「月下」という作品名は採用されていない。

また、発見されたのも露伴の祖母が経営していた旅館を改装した下宿へと変更されたが、これにもちゃんとした理由があった。


関連タグ編集

ジョジョの奇妙な冒険 岸辺露伴は動かない

ルーヴルへ行く

ルーヴル美術館


ネタバレ編集


以下、ネタバレ注意

























絶対的な黒で描かれたこの絵が映すもの…、それは見た者の過去の「罪」と「後悔」。そのため、この絵を見た多くの人々が自身の罪や後悔、更には「先祖の罪」すらも襲ってくる

実写版では、ある人物だけがその「呪い」を免れており、露伴も呆れながら彼女の悪運の強さについて感心していた。


ネタバレ関連タグ

  • スタンド…ジョジョ世界の超能力の総称(実写版では「ギフト」と呼称される)。とある重要人物「時を超えて人の心を動かす芸術品はスタンドとも言える」という旨の発言をしていたが、まさに「芸術品がスタンドになった」としか言い様のない存在となった。劇中の発言からあえて分類するなら「本体無しの物質と同化した自律稼働する群体型(クモのビジョン)のスタンド」とも言うべき存在であり、ジョジョ本編では一つだけでも厄介な特性を複数盛り込んだ弩級の厄ネタである。

  • シビル・ウォー第7部に登場するスタンド。「『罪』が攻撃対象に襲いかかる」「『罪』は『捨ててきたもの』の姿で現れる」など共通点が多いスタンド。ただし「水で洗い流せば清められる」といった明確な対処法が設定されている。

  • ワンダー・オブ・U第8部のラスボスのスタンド。「見た者に厄災が襲いかかる」という無差別さ、執念深さにおいて通じるスタンド。ただしこちらから追跡、追究するのをやめれば攻撃が停止する。

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