ねえ
この世で「最も黒い絵」って知ってる?
概要
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の外伝作品『岸辺露伴は動かない』のエピソードの1つであり、ルーヴル美術館の依頼による「バンド・デシネ」プロジェクトで描かれた作品で、荒木飛呂彦作品初の123ページフルカラー作品として知られている。当作品冒頭ページの複数原稿は実際にルーヴル美術館で展示された(これは日本漫画家の作品として初の快挙)。
また、フランスでも当作品の人気が高いこともあってか、一部書店やネット書店がフランス版単行本の予約受付を開始したが、一時受注を中止せざるを得ないほど、大きな反響があったらしい。引用元
2023年5月26日にアスミック・エースから、実写ドラマ版のスタッフによる実写映画版が公開された。ただし、ナレーションは櫻井孝宏から内山昂輝に変更されている。
実写映画版についての詳細は個別記事を参照。
あらすじ
青年の時の一時期、祖母が経営していた温泉宿に住んでいた岸辺露伴は藤倉奈々瀬という奇妙な女性出会う。露伴は彼女から、山村仁左右衛門が描いたこの世で最も黒く邪悪な絵、モナ・リザに対成す絵『月下』の存在を、そしてその絵がルーヴル美術館にある事を聞かされる。その後、奈々瀬は姿を消した。
時代は過ぎて。虹村億泰達との雑談で出てきたモナ・リザでこの邪悪な絵の事を思いだした露伴は、絵の取材をしにフランス、ルーヴル美術館へ飛ぶ。
ルーヴル美術館の職員に『月下』の事を調べてもらうと、その絵は「見捨てられた倉庫」とよばれる、今はもう使われていないはずのZ-13倉庫に保管されていた……。
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