概要
柳生四天王一の実力を持つリーダー格で、柳生九兵衛の護衛役兼世話役的存在。
見た目からして温厚そうに見えるが、実はかなり感情の起伏が激しい。
剣の腕前は九兵衛も認めており、恐らくは四天王随一と思われる…のだが、初登場である柳生篇でトイレットペーパーがなくてトイレから出られない近藤と銀時を仕留めようとするも自身も腐った卵が原因でトイレに行く事になり、最後は近藤と一騎打ちの末、敗北した。
九兵衛に対する過保護っぷりは相当なもので九兵衛本人からはウザがられている。
九兵衛の幼少の頃から彼女の護衛と世話係をしており、九兵衛や自分の日常などが書かれた「若の成長日記」を日々記しているが、その内容は「若にゴスロリ衣装を着せようとして爆破された」のような嫌がらせとしか言えないものか、「カーテンのシャーってなるやつがアレなのでロフトに行った」といったロフトでの買い物についてしか書かれていない。
その過保護すぎる行動ばかりだが、それも全て九兵衛に女としての幸せを掴んで欲しいと思うが故の行動であり、実際彼の行動によって九兵衛が女性としてのお洒落に興味を持ち始めたことが示唆されたりと無駄にはなっていない。
銀時が過度の飲酒で九兵衛にチョッカイを出した際には、お登勢や新八らと口裏を合わせ「銀時が一線を越えた」と勘違いさせ、九兵衛との結婚を祝うフリをノリノリで行っていた(しかも九兵衛の仮住まいに従者として居座っていた)。
このように、単なる九兵衛バカに思える言動が多い問題児ではあるが、九兵衛の誕生日パーティーで招かれもしないのに勝手に来た上に新八達を(故意じゃないとはいえ騒ぎを起こしまくってしまった新八達にも非がないわけじゃないが)侮辱した意地の悪いセレブ達を追い返したりするなど、漢らしい一面も持っている。(尤も、その直後に当主である輿矩から大目玉を食らうだろうことが示唆され冷や汗をかくハメになったが)
真面目そうなナリをしてソープランドに通い詰めており、歩く風俗紹介所とも言うべきほどにその方面の知識に精通しており、九兵衛に気持ち悪がられている。
反面、風俗はソープランドしか通ったことがないため、キャバクラの事をソープランドみたいなものだと勘違いしていたなど、女好きな面もある。それだけでなく、お務めする側として吉原に通っている事も判明し、女(になるのも)好きな面もある。
自分でも認めているボケキャラだが、金魂篇では戸惑っているあまりボケまくる桂、月詠、長谷川と言った面々に珍しくツッコミを入れていた。また他の面々が自力で洗脳を破り銀時の存在を思い出した中、「え、何?流れに乗ったけど全然何も思い出せてないんだけど‥」と金時が倒されるまで洗脳されたままだった。おそらく他の面子と違い銀時との個人的な思い出などが東城には皆無だからだと思われる。余談だが中の人である遊佐氏は後に別作品にて別の金時を演じている。
また、アニメ版の北斗の拳風のOPで少し出ていた。
劇場版第二作目「万事屋よ永遠なれ」の終盤では一瞬だけだが滅多に見れない真面目な戦闘シーンがある。
小説版
3年Z組銀八先生での設定では、銀魂高校3年Z組所属の男子生徒役で2巻から登場している。男児として育てられた九兵衛を甘やかしまくっているダメな人、という役割は全く変わっておらず、近藤や長谷川と組んで女風呂を覗こうとして制裁を受けたこともあった。