栄華大学附属
えいだいすもうぶ
週刊少年ジャンプで連載中の『火ノ丸相撲』に登場する学校「栄華大学附属高校」の略称。
大太刀高校のライバル校の一つ。
本編では主に「栄華大学附属高校相撲部」のことを指す。
関東最強で全国上位常連。制服(ダブルボタンのブレザー)、ジャージ、廻し共に紅。系列の栄華大学も相撲の名門である。角界入りする選手が多く皆かなり体格が良い。個人主義寄りな雰囲気でもあり、鳥取白楼と比べると同じ強豪でもチームとしての分かりやすい一体感は見られない。久世や兵藤、ダニエルなど高校生男子離れした長髪が多い。久世は言わずもがな狩谷も実家が割と裕福という設定があるので、所謂お坊ちゃん学校なのかもしれない。
火ノ丸達が対戦した年の相撲部はハズレと言われてきたが、大太刀や鳥取白楼と同じく、カリスマ性のあるメンバーによって実力が伸びた。
3年
-四方田尽 (CV:杉山紀彰) 栄大の主将。口癖は「ヤバい」で、本人いわくすぐ弱音を吐く。体育会系のノリが嫌いで人の好き嫌いがハッキリしている。頼りなさげで飄々としているが、団体優勝に懸けた思いは本物であり、チームの為に泣ける事から主将に選ばれた。計算高い一面もあり、天王寺獅童も四方田との対戦を楽しみにしていたが、四方田の戦略的な「引き」によって全力のぶつかり合いができなかったために不満を述べていた(加納も含め、東西の国宝が同時に褒める実力を持つ)。相撲は6歳から始めた。作品において「腹部」というアンコ型の利点を活かした初めての力士でもある。趣味は格闘ゲーム(強いらしい)とネットサーフィンで、狩谷とよくゲームの話をしている。
-中嶋悠希 栄大の副主将。四方田より皆に頼りにされている、部のまとめ役。細身で黒の短髪をツーブロックにしている。腰痛待ち。アニメ版では存在を無かったことにされている可能性が濃厚。
-兵藤真磋人 (CV:小野大輔) 國崎千比路の実兄。弟以上にトリッキーであり、大物を喰う実力があり国宝級とされているが「バカ」であり、実力が下の相手に負けることも。ラグビー部と柔道部をクビになり、相撲部に返り討ちにあったことで相撲に目覚め入部。相撲歴二年でレギュラーになった。草介には相撲以外で毎日勝負事を挑むため敬遠されている。趣味は、格闘技の鑑賞と嫌がる人にプロレス技をかけること。勉強は苦手だが選択問題は得意。なお、自分の事をイケメンで最強で常識があって空気が読める人間だと思っているらしい。
2年
-澤井理音 (CV:八代拓) お馴染みリオンちゃん。茶色の短髪にヒゲを生やしている。露悪的な振る舞いをしているが、根は情が深く、迷子やお年寄りも放っておけない。入部当時、馴染めていなかったダニエルにいち早く救いの手を差し伸べたのも彼である(ブルガリア出身のダニエルには英語が通じなかったが)。また、掃除や整理整頓が好きで責任感も強く成績優秀。相撲も、ハイレベルな体躯にスピードも兼ね揃える。「凄ぇ・・・」のシーンは可愛いと評判。
-ダニエル・ステファノフ (CV:冨森ジャスティン) あだ名はダニー。ブルガリア出身であり、祖国出身の力士から角界に興味を持ち、そこから大和国に憧れて来日した留学生。大和国と日本文化のファンで、寺院巡りも趣味(他には例えばサッカーもある)。絵本で日本語を勉強した。金髪碧眼の力士。久世との出会いで急成長を遂げる。兵藤に聖剣エクスカリバーと呼ばれる「国宝級」。草介や理音と仲が良い。