概要
かつて黒鬼族を封印した英雄・元祖モモタロウ直系の子孫であり第34代目のモモタロウ襲名者。
前髪の一部のみ金髪で、やや長めの髪を後ろで束ね、額に日の丸鉢巻を思わせる黒子がある。10歳で小学5年生。
見た目は幼いがレモン他里の人たちに徹底的に戦闘術を仕込まれたため、きびだんご無しでも人間二人を抱えて走り回る怪力を持ち、剣を振るえば机や氷柱をぶった切り、弓矢を切り払うなど高い戦闘力を有する。
「鬼」を討伐するためにモモタロウの里を離れて鬼ヶ島町に向かうが、赤鬼族の姫鬼堂魔美にきびだんごを食われ、なし崩し的に彼女をバディとして悪い鬼と戦うことになる。
人物像
登場当初は「鬼」をひたすら蛮族として毛嫌いしていたが、魔美やざくろ、キウィ等と知り合う内に鬼にも人間と相互理解が可能な者がいる事を知り、ハト派の鬼との融和を試みる。自分が赤鬼族を人間界から追放してしまったため魔美が独りぼっちになってしまったことを気に掛けており、彼女(の腹の中のきびだんご)を狙う鬼には断固として立ち向かう。
根が義理堅く実直なため、ギャグ的などつき合いならともかく女性に手をあげることは絶対と言っていいほどない。またマネ鬼に利用されてヒロインたちからボコられても、自身がボコられたことよりもヒロインたちを欺いたことに腹を立てるなど、一本気の通った性格。
作者・鷹岬諒曰く断じてHではなく、そう見えるのは作者と編集と読者自身のせいである。
(原作者直筆)
三人娘との関係は各自
と言ったところ。フラグ可能性は作者曰く上から順に45%、18%、22%。
三つのしもべ
モモタロウが使役する犬猿雉の式神。普段はポケ○ンやカプセ○怪獣のように珠の中にいる。
ポチ公
愛らしいオス犬。鬼を嗅覚で探り当てることができる。モモタロウくん含め基本的に上から目線。
サルル
人間ぽい外見のメス猿。貧乳。本人曰くモンキーアイドル。脳筋の多いモモタロウ一行の知恵袋的存在。
キジ丸
キザなオス雉。高い飛翔力を有するが、女好きで軽佻浮薄。
きびだんご
ただのお菓子ではなく、万物に宿る「気」を凝縮した秘薬。経口摂取することで力が引き上げられ、子供でも大人の身体に成長する。歴代モモタロウはこれを摂取し、臍下丹田より霊力を引き出すことで気功剣や気功砲を作り出す。
モモタロウくんの場合は魔美の丹田から一時的に貸借しているので、某鶺鴒のキスやら某聖痕の搾乳やらと同じように一々直に触れる必要がある。なら魔美もスカートやめろよ。
真・モモタロウ
元鬼ヶ島跡地で発見された元祖きびだんごを摂取したことにより覚醒した姿。
魔美同様に大人の姿となり、頬に刺青のような紋様が刻まれ、甲冑を身に帯びる。
きわめて強力なため数分しか覚醒状態は保てないが、他のヒロインたちが誤って食べてしまったため、彼女たちの丹田に触れることにより、各自特殊能力を加算されるようになった。
以下はその形態と特性。
レモン
服が神官風になり、近接戦におけるスピードと打撃力が向上する。
ざくろ
背中に翼が生え高速飛行が可能となる。
マロン
服が軍服になり、ムチによる拘束・切断攻撃を使用。ざくろverに上乗せすることで機動力が向上。
Dr.来智+魔美(+レモン)
魔美ロボの残骸を吸収し、ロケットランチャーやミサイルによる無尽蔵の破壊力を得る。