武者ケロロ
むしゃけろろ
メディアによってその設定に細かな違いはあるが、概ね本家のケロロ軍曹と同一人物という設定である。
序盤の方は本編とほぼ同じような性格だが、話が進むにつれていい加減さ・ふざけ度合いが増している。
漫画版ではスターソードは「ケロロをよく知る老いぼれ」がケロロに手渡した設定になっており、大地を割るという破壊力がある設定になっている。
概ね本編と同じ性格だが、知恵の使い方が一段と悪い方に使われるようになっており、ダメ男度合いが上がっている。
壱の巻では特にそのダメ男っぷりが発揮されており、ケロン軍のレポートに対して劇場版で武者ヴァイパーを一人しか倒していないのにもかかわらず全員倒したことにして送っていたことが判明したり、自らを「伝説の勇者」と偽り村からタダでご馳走を貰ったり、さらには古代兵器が眠っている石を他の石に変えて無断で盗もうとするという主人公にはあるまじき行動をする物語の事件開始の常習犯と化している。
しかし話が進むにつれて勇敢さが増えてきたり、悪知恵が逆に世界を救う場面も多々あり、どこか憎めない部分も相変わらず持っている。
壱の巻では上記のように主人公としてありえない事をしたのだが、最終的に冬吉たちの村を救ったことで本当の「伝説の勇者」として尊敬されることになった。もし倒すことができていなかったら"犯罪者"扱いされていたかもしれない…。
むしゃ エリアの いしょうを
みに まとった あかし。
けんを かたてに わるいやつらを
いっとうりょうだんっ!
(「ケロロRPG」のコードネーム「むしゃ」の説明欄より)
「ケロロRPG」では武者エリアでのケロロのコスチュームとして登場。コードネームは「むしゃ」。
コスプレわざ
- 弦月牙(げんげつが)
弧を描くように連続で斬り上げる技。武者技で最初に覚えられる技なので、取得したらすぐにセットした方がよい。
- 飛円連斬(ひえんれんざん)
その場から動かずに瞬時に2回斬りつける技。威力はそこまで強くないが、素早い攻撃でリーチがとても長いのでコンボが非常につなげやすい。
- 覇王戦舞刃(はおうせんぶじん)
前進しながら敵を何度も斬り付ける技。連続で何回も攻撃できるため、ハメ技としても有効。
彼の使用する隊長機とも言うべきロボ。
基本形態は武者モードであり、ケロロの顔が付いた戦闘ロボになっている。
見た目は武者ケロロに似ているが、カラーリングは赤や黄色が主であって搭乗者であるケロロの基本カラーであった緑は少なめとなっている。
武器は槍であり、この槍は後の超海王モードでも凄まじい威力を発揮する武器であることが判明する。
変形で「牛蛙形態(うしがえるモード)」になることができ、四足歩行となる。
四コマ版によるとこの形態になると自我を持つようで「ゲロモ~ッ」と鳴くようである。
通常形態との能力の違いは特に明かされていないが、この形態では武器が直接ロボで持てないため、搭乗者は自身で直接持って使用する必要がある(プラモではソーサーに取り付けることを推奨している)。