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概要

武者ケロ』シリーズにおけるケロロ

当シリーズでは立ち位置が軍曹ではなく武者というポジション。

メディアによってその設定に細かな違いはあるが、概ね本家のケロロ軍曹と同一人物という設定である。

容姿

鎧・兜・鏝が標準的な容姿。

兜には巨大な角のようなものと大きな星の前立てが付いており、まさに武者の名にふさわしい派手な衣装となっている。

鎧の後部にはバックパックをつけることが可能で、背中部分に直接取り付ける形となっている。

基本カラーは彼の体色でもあるが主だが、渕部分として黄色(メディアによっては金色)・マーク部分として赤色など僅かながらも本家のカラーリングも面影として入っている。

なお、ケロロ軍曹のプラモデルである「ケロプラ」では口部分のパーツが二種類存在する。

1つは標準のものでもう一つは髭の形をした仮面のもの。これはドロロ頭領同様付け替えが可能になっている。

武器

武器は主にビームサーベル

バックパックに二本分刺すことができ、ストーリー性のある作品でも大体刺さっている本数は二本である。

闘う時のスタイルは作品によって異なるが、大方は一本だけ使ってもう一本は予備としてあえて使っていないというパターンが多い。ただしいざという時には2本で戦うこともある(ごく稀であり、大方は前者のような両手で一本を扱うパターンが多い)。

また作品によっては強化装備的な位置づけにある星の形をした鍔が付いた日本刀(通称:スターソード)を所持している場合もある。

漫画版

序盤の方は本編とほぼ同じような性格だが、話が進むにつれていい加減さ・ふざけ度合いが増している。

漫画版ではスターソードは「ケロロをよく知る老いぼれ」がケロロに手渡した設定になっており、大地を割るという破壊力がある設定になっている。

アニメ版

概ね本編と同じ性格だが、知恵の使い方が一段と悪い方に使われるようになっておりダメ男度合いが上がっている。

壱の巻では特にそのダメ男っぷりが発揮されており、ケロン軍のレポートに対して劇場版で武者ヴァイパーを一人しか倒していないのにもかかわらず全員倒したことにして送っていたことが判明したり自らを「伝説の勇者」と偽り村からタダでご馳走を貰ったり、さらには古代兵器が眠っている石を他の石に変えて無断で盗もうとするという主人公にはあるまじき行動をする物語の事件開始の常習犯と化している。

しかし話が進むにつれて勇敢さが増えてきたり、悪知恵が逆に世界を救う場面も多々あり、どこか憎めない部分も相変わらず持っている

壱の巻では上記のように主人公としてありえない事をしたのだが、最終的に冬吉たちの村を救ったことで本当の「伝説の勇者」として尊敬されることになった。もし倒すことができていなかったら"犯罪者"扱いされていたかもしれない…。

水晶による攻撃手段

緑の水晶がスターソードに変化。非常に長い刃を大回転させて攻撃する。

壱の巻ではヴァイパー六ノ丞を一撃で倒した。

むしゃ エリアの いしょうを

みに まとった あかし。

けんを かたてに わるいやつらを

いっとうりょうだんっ!

(「ケロロRPG」のコードネーム「むしゃ」の説明欄より)

「ケロロRPG」では武者エリアでのケロロのコスチュームとして登場。コードネームは「むしゃ」。

コスプレわざ

  • 弦月牙(げんげつが)

弧を描くように連続で斬り上げる技。武者技で最初に覚えられる技なので、取得したらすぐにセットした方がよい。

  • 飛円連斬(ひえんれんざん)

その場から動かずに瞬時に2回斬りつける技。威力はそこまで強くないが、素早い攻撃でリーチがとても長いのでコンボが非常につなげやすい

  • 覇王戦舞刃(はおうせんぶじん)

前進しながら敵を何度も斬り付ける技。連続で何回も攻撃できるため、ハメ技としても有効。

ケロカ

「武者ケロロ1」

HP属性攻撃力ターン数速度
690✊(グー)140~1791ターン100
クリティカルヒット発生率ダメージ率
8%170%

「武者ケロロ2」

HP属性攻撃力ターン数速度
670✌(チョキ)140~1791ターン100
クリティカルヒット発生率ダメージ率
5%150%

専用ロボ「武者ケロロロボ」

彼の使用する隊長機とも言うべきロボ。

基本形態は武者モードであり、ケロロの顔が付いた戦闘ロボになっている。

見た目は武者ケロロに似ているが、カラーリングは赤や黄色が主であって搭乗者であるケロロの基本カラーであった緑は少なめとなっている。

武器はであり、この槍は後の超海王モードでも凄まじい威力を発揮する武器であることが判明する。

変形で「牛蛙形態(うしがえるモード)」になることができ、四足歩行となる。

四コマ版によるとこの形態になると自我を持つようで「ゲロモ~ッ」と鳴くようである。

通常形態との能力の違いは特に明かされていないが、この形態では武器が直接ロボで持てないため、搭乗者は自身で直接持って使用する必要がある(プラモではソーサーに取り付けることを推奨している)。

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