概要
航空自衛隊浜松広報館 エアーパークとは、航空自衛隊の広報施設である。静岡県浜松市の浜松基地南側に位置する。
航空自衛隊を国民によりよく理解してもらうために1999年4月に開館。
展示資料館と展示格納庫で構成され、戦闘機や練習機、ヘリコプターなどの装備品の展示やフライトスーツの体験試着など体験コーナーもある航空自衛隊初の博物館形式の施設。
展示格納庫は基地南側誘導路に隣接し、イベントの際には格納庫前のエプロンに航空機が展示されることもある。
開館以来入館料は無料であったが、2009年の行政刷新会議の事業仕分けに伴い陸上自衛隊広報センター、海上自衛隊佐世保史料館とともに2010年11月1日より高校生を除く18歳以上の大人が500円、小・中・高校生が200円と有料化されたこともある。有料化に伴い入館者数が激減したことから2011年2月1日をもって終了し入館無料に戻された。
屋外展示
屋内展示
- 展示資料館ではXF-2(F-2試作機)のモックアップや三菱F-1などを展示。
- 銃火器などの装備品類も展示されているが、保安上の問題から64式小銃などはダミー品が展示されている。
- 全天周シアターでは迫力の映像を見ることもできる。
- 展示格納庫にはF-86F・T-2のブルーインパルス塗装機やF-104J、零式艦上戦闘機五二型などが展示されており、一部の機体はコックピットに着座する事が出来る。
- 複座のフライトシミュレータが用意されている。
売店
菓子類やタオル、衣類等の記念グッズだけでなく、各駐屯地の部隊ステッカーやパッチ、ブルーインパルス関係のグッズ、自衛隊向けの腕時計、自衛隊機のプラモデル等の購入が可能。
ウイングマーク入りのネームパッチも販売しており、ウィングマーク単体及びブルーインパルス活気の尾翼マーク入りのネームパッチは好きな文字列を入れる事が可能となっており、注文後は郵送によるお届けとなる。浜松基地限定のマグカップ等も購入可能。
余談
- TVアニメ『SHIROBAKO』では、武蔵野アニメーションのアニメ制作陣一行が取材のために本館を訪れる回があり、アニメにて本館の内外が再現されている。