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概要

基地警備隊とは、航空自衛隊航空基地やレーダーサイトなどの地上施設の警備を担当する地上部隊である。ゲリラテロリストなど、地上から基地を襲撃する存在に対処する。

各基地の基地業務群管理隊の下に「警備小隊」または「警備班」として編成されており、隊員は専門職種の隊員が担任する。大規模な基地ではより多くの警備人員を有事に集めるため、他職種の隊員も出向させて基地警備増強要員とすることがあるという。

「警備犬」と称される軍用犬も配備しており、全国に150頭ほどが存在するという。警備犬は警備だけでなく、災害派遣でも災害救助犬として活躍する。

基本的に64式小銃で武装しており、陸上自衛隊でも使われる軽装甲機動車も配備されている。しかし迷彩服の迷彩パターンは陸自と異なり、デジタル迷彩のパターンも採用されている。

肝心の能力はというと、実のところ怪しく、陸自との共同訓練では侵入者役の陸自に散々やられることも多いとか多くないとか。武装も旧式の64式小銃が主力で、警棒が足りないのでトイレのモップを代わりに使っていたとかいう悪い逸話まで残っている。

このためか、2011年に専門の教育部隊「基地警備教導隊」が発足し、適切な基地警備要領を教育するとともに、基地警備に関する調査と研究が行われている。小銃に関しても、令和7年度の防衛予算では最新の20式小銃を一気に2,700丁も導入する予算を計上している。

装備

銃器

その他

  • 軽装甲機動車:陸自の装甲車だが、基地警備隊にも警備車両として導入されている。

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