概要
全体のストーリー的には明るい時間帯に放送しても問題なさそうな内容なのに、作中の一キャラの発言や行動などのせいで深夜枠にされているのでは?と思われるキャラに付けられる。
一例として
- 木村先生(あずまんが大王)
- 吉野屋先生(ひだまりスケッチ)
- 長月早苗(侵略!イカ娘)→イカちゃんへの変態行動の数々
- 一条蛍(のんのんびより)→容姿が小学生とは思えない
- 保坂(みなみけシリーズ)→きもちわ類ほさ科
- 東條希(ラブライブ!)→わしわしMAX
- 新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)→S条アカネ
- バビロンの皆様
- 国会議員(浦安鉄筋家族)→うんこたれ
- 僧侶枠
- 終末のハーレム
ただし一部で深夜枠以外に放送された事もあり、一概に深夜枠の原因が該当人物に限った訳ではないだろう。実際、SSSS.GRIDMANはチバテレビでは月曜夕方の時間帯、テレ玉では火曜のゴールデンタイムに放送されていた。2021年1月からのTOKYOMXでの再放送は火曜のゴールデン枠である。
その為、こちらに関しても事情を知らずに言及すると単純なレッテル貼りとなるためTPOはわきまえよう。
原因
実際のところは明るい時間帯だと放送枠の貸与料金が高く、利益を出すためのハードルが高くなるからである。
そして今その時間帯の過半を占めるひな壇芸人を並べたバラエティ番組の制作予算は、アニメの1/10以下。それなりに売れている芸人さんを呼んでも携わってる人数が圧倒的に少ないから、結果安く上がる。
またスポンサー側としても、偉い人達の世代的な影響もあり「ジャリ番に広告出しても…」という考えが強いため不人気。
さらに2010年代以降、若者はテレビ離れによりテレビより便利なネット配信を利用するため、必然的にテレビは高齢者寄りの番組で占められてしまうのだ。
これで割を食うのがスマホやPCを持っていない、持っていても動画配信サービスと契約するお金がない地方の子供。
もう一つの理由は、20世紀末以降のポリコレやクレーマー絡みでの規制強化(詳細はテレ東規制を参照)。
かつてなら民放の夕方~ゴールデンあたりで放送出来ていた作品が、深夜やUHFアニメとして放送されたり、前作は大手局で放送されていた作品が続編ではUHFやネット配信に移動されたりする例すらあり、テレビ局はテレビアニメ産業を大事にしないのかと疑問を持たれる事も多い。外国で一番人気のテレビコンテンツが一番冷遇されているという皮肉な事態である。
古くは「プレイボール」、「黒子のバスケ」、「けいおん!」、「進撃の巨人」、「鬼滅の刃」など、「深夜以外に放送出来なかったの?」という意見もあった。特に子供人気が強いものは子供の夜更かしの原因にもなってしまう。
ただ昨今の場合上記のように規制が強いため、大幅にマイルド化改変がされる可能性もあり、「鬼滅の刃」にしてもあえて深夜でのびのびと出血大サービス(意味深)をしている。
関連タグ
日5(元土6):こちらは逆に深夜枠の原因となる要素を大量に抱えているにもかかわらず夕方の時間帯に堂々と流していた枠としても有名。これが商業的に失敗したことで全日帯テレビアニメ復興の夢は絶たれたといえよう。