概要
先天性緑内障のため左目は失明しており、右目は現在明暗がわかる程度のほぼ全盲に近い弱視の視覚障害者(小学生までは右目の視力はまだ高かった)。
このため、現在でもステージに上がる時には補助要員が立ち位置まで案内し、白杖を持って漫談などを披露する。
小中は普通学級に通っていたが、中学時代は障害の進行もあり不登校だった。高校は特別支援学校(兵庫県立視覚特別支援学校)に通いあん摩マッサージ指圧師ときゅう師の資格を持っている。特にマッサージは本気を出せば男芸人にステージを汚させることができると豪語するレベル。
小学生時代にビッキーズとハリガネロックの漫才を見たことがお笑いを始めるきっかけで、中学生で芸人をやりたいと親に伝えた。
NSC大阪35期生で吉本興業所属のピン芸人として活動し、視覚障害者ならではの自虐やあるあるネタ、時事ネタの漫談を得意とする。
練習ではストップウォッチの音声を使い、持ち時間に納めるネタ運びを訓練しているという。ちなみにネタは携帯電話の音声メモ機能を利用し、点字で転記している。
同期にゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤ、田津原理音、熊元プロレス(紅しょうが)、からし蓮根、もも、20世紀などがいる。特に、ゆりやんレトリィバァと田津原理音はR-1チャンピオンという共通点もあり、ももはまもる。と仲が良い。
2018年にR-1ぐらんぷりで平成生まれで初の優勝をし、大きく注目を集めた第16代王者。
「どっちか迷ったら笑っといてくださいね」など、独自のつかみも話題に。
彼の存在が芸人界に新しい風を吹き込んだという意見もあり、今後もその活躍に目が離せない芸人の一人。
しかし、その後は移動手段の限定もあり活躍の場はあまり広がっていないが、(アシスタント付きで)ラジオの冠番組を持っていたり、障害についての講演会に呼ばれたり、R-1グランプリ準決勝の(はりけ〜んずと)司会をしたりする機会はある。
ちなみに、R-1優勝後の同年に第39回ABCお笑いグランプリに出場してここでもファイナリストになったが、最終決戦に進めなかった。
その後、大阪マラソンに挑み出して2019年はフルマラソン(伴走者はガオ〜ちゃんと田津原理音)でリタイアしたが、2024年はチャレンジラン(7.2km、伴走者はまもる。)で完走した。
見えてる疑惑
同期や先輩から本当は見えていると弄られる事がある。
•テレビ企画で車庫入れを一発で成功させる。
•初心者向けのクレーンゲームではあるが、一発でゲットする。
•楽屋におかれたスロットで目押しでスリーセブンを出す
等。
芸人仲間の「お前ほんとは見えてるやろ!」の弄りに対して濱田はそれに対して「見えてません(見えてないっ)て」と返す。
この弄りは濱田のことを深く知っている芸人だからこそできるボケであり、素人はむやみやたらに真似をしてはいけない。
余談
デビュー当初は肥満体型だった。その後、ダイエットに成功したが現在はまた太り出した。
また、24時間テレビやバリバラには興味が無い。しかし、バリバラの賞レース「SHOW-1グランプリ」に出場経験があるが、全然自分とは関係ないネタをやらされたらしい。
関連タグ
紺野ぶるま:同じR-1ぐらんぷり2018ファイナリストで、決勝で彼の補助をして話題を呼ぶ。
ヤンキー君と白杖ガール:実写ドラマにて視覚障害に関する事柄の解説を担当。