概要
「燃えてヒーロー」とは、「キャプテン翼」昭和アニメ版のOPテーマソングである。
編曲と歌手はその都度により変わる。
そして2018年アニメ版:キャプテン翼2018ではキャラクターソング化することになった。
昭和アニメ版
最初に「キャプテン翼」が昭和年代にテレビアニメ化された時、そのOPテーマソングとなったのが、この「燃えてヒーロー」である。
「小学生編」では「沖田浩之」、「中学生編」では「竹本孝之」が歌唱を担当。
若干編曲も異なるため、それぞれ「沖田版」、「竹本版」などと呼ばれている。
テンポ良くノリの良い曲調、そして「ノリと勢いで書かれた詞」のインパクトもあったためか、後々まで「アニメソングの名曲」と謳われる事になる。
なんといっても特徴的なのはその歌詞である。
とにかく、よく考えてみたら意味がわからず、由来もわからない、わけわからない単語が出てくるのである。
その代表的な言葉が「蝶々サンバ」と「チャンバ」。
長いことその意味や由来についての議論が為され諸説紛々していたのだが、作詞した吉岡治にインタビューしたところ、
「蝶々サンバ」はモハメド・アリのプレースタイルの表現である「蝶の様に舞い、蜂のように刺す」から、サッカーをイメージした結果生まれた造語。
また「チャンバ」は「お婆ちゃん」の別の名「バーチャン」を業界用語風に言い換えた言葉。
という意味と由来が判明した。
そうだったのかっ! キャプテン翼の「チャンバも走る」の意味、実は解明されてた - ねとらぼ
それにしても、なんでピクシブ百科事典に「チャンバ」のタグ記事があるんだろう?w
また、二番の歌詞の内容も、
スズメは三羽、アイツに夢中であるらしい。
こちらもかなり大概なのである(笑涙)
2018年アニメ版
「J」版と「2001年版」とテレビアニメ化されていたが、その間「燃えてヒーロー」は関わる事はなく、「懐かしのアニソンの名曲」となっていくがままであった。
ところが2018年、4回目のテレビアニメ化となり、異変が起こった。
「燃えてヒーロー」がEDテーマソングとなったのである。
思わぬED起用に、ファンが懐かしがっていたのも束の間、今度は第8話にて若林源三が、GK自ら点を取ったシーンの直後に「燃えてヒーロー」を歌った。
「燃えてヒーロー」若林源三ver.(CV:鈴村健一)の登場である。
その後も、日向小次郎ver.(CV:佐藤拓也)、岬太郎ver.(CV:福原綾香)、三杉淳ver.(CV:斉藤壮馬)が続々登場し、「燃えてヒーロー」はキャラクターソングとなった。
そしてそれら全てのバージョンが収録されたCDが発売された。
ちなみに「ハーフタイム」という名の「コント」込みである(笑)
TVアニメ『キャプテン翼』EDテーマ「燃えてヒーロー」すべてのバージョンを網羅したCDが8/29に発売決定 | BARKS
Amazon | TVアニメ「キャプテン翼」小学生編エンディングテーマ「燃えてヒーロー」コレクション
この「燃えてヒーローキャラソンver.」、現在のところ8バージョン存在する。
- 大空翼ver. (CV:三瓶由布子)
- 若林源三ver. (CV:鈴村健一)
- 日向小次郎ver.(CV:佐藤拓也)
- 岬太郎ver. (CV:福原綾香)
- 三杉淳ver. (CV:斉藤壮馬)
- 大空翼&岬太郎「ツインシュートデュエットver.」
- 若林源三vs日向小次郎「激闘歌合戦ver.」
- 5人揃って合唱ver.
そして、ファンからは「まだあのキャラが歌ってない!!」という突っ込みや「あのキャラに歌って欲しい!!」という要望も多い。
しかしまだ「小学生編」なのである。
これから出るはずであろう「中学生編」でのバージョン追加を期待しながら待ってみよう。
と思っていたら、中学生編もアレンジ違いで登場した。
大空翼ver.は小学生編に比べて、声低めになっており、彼の成長がうかがわれる仕様になっている。
新しく若島津健ver.(CV:梅原裕一郎)、松山光ver.(CV:羽多野渉)も登場。
WEST.版について
※加筆をお願いします。