概要
細井雄二による原作完全無視バイオレンス躁病格闘漫画『餓狼伝説Ⅱ』第13話で主人公のテリー・ボガード(通称ボンテリ)が放った台詞。
テリーを倒すためローレンス・ブラッドはあろうことかレーザーソード(注:原作はそういう格闘ゲームではありません)を抜いて斬りかかるも、部下ごと斬りかかるという卑劣な手段に激昂したテリーは「気」の力で無理矢理レーザーを拡散させ(注:この漫画は『ジャングルの王者ターちゃん』ではありません)これを無効化。
「ざけんなよテメェ!自分の目的のために仲間の命まで奪うようなやつにやられっかよクズ野郎!!」
テリーはローレンスを睨みつけて退散させ(注:この漫画は『ONE PIECE』でもありません)、一件落着…。
かに思えたがローレンスはどこからか戦車を持ち出し(注:原作では背景にすら出てきません)、テリーを消し飛ばそうとする。
「レーザーの次は戦車かいつくづくどうしようもねぇ野郎だ!」
憎悪に狂ったローレンスは砲撃を行うが、テリーはスーパーバーンナックルでなんと砲弾を撃ち返し、砲弾はそのまま砲身に飛び込んで大爆発!(注:この漫画は『とある魔術の禁書目録』でもないっつってんだろがぃ)
紅蓮の炎に包まれた戦車を見て、テリーが言い放ったトドメの台詞がこれである。
ただし、そのテリー自身も作中にて石つぶてを投げつける、雑魚をバイクで轢き殺すといった事をやっている。
どの口が言うかと思われるかもしれないが、そもそも本シリーズのテリーのライバルからして棒術使いで、それについて「素手で攻撃受けたらマズイ」程度にしか思っていないので、石つぶてやバイクくらいならテリー的には普通という認識かもしれない。実際、「拳一つで~」と言い出したのはローレンスが戦車を持ちだしてからである。
まぁ、そういうの一切置いといて、自分一人殺すのに戦車持ちだす剣術使いなんてものが出てきたら、テリーがこう言いたくなるのも尤もな気がしなくもない。連載時の次の回でも剣術使いと戦う事になるが、こっちは高く認めているし。
テリーのスマブラ参戦において
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでテリーの参戦(DLCファイター)した際、拳どころか剣や銃は当たり前の個性的なファイターが勢揃いなのが大乱闘する場故に、この台詞がプレイヤーの一部から再びネタにされた。
関連イラスト
関連項目
覇王翔吼拳を使わざるを得ない……同じくサウスタウンに響いた迷言。
ラルフ・ジョーンズ……メタスラ参戦時に戦車を殴り倒している。
溝口誠……『KOFマキシマムインパクト Regulation"A"』参戦の際、対・服部半蔵戦と対・ビリー戦の開始前の掛合い時のセリフとして使われている(関西弁混じりだが)。
本部以蔵……「磨いた五体以外の何ものかに頼みを置く……そんな性根が技を曇らせる」という似たような発言をした人物。