概要
平成の末期に造語「女子力」がマスコミ主導でもてはやされた時期があり、じゃあ男子の場合はどうなんやろ?ということで一応対義語に設定されたのが「男子力」である。
総合的なイメージで言えば「ジャンプ黄金期」の主人公(※ケンシロウ、空条承太郎、剣桃太郎、桜木花道、孫悟空など)のような、武力(殴る・蹴る)と統率力に溢れ、鍛え上げた筋肉をもち、不器用あるいは無口でも友情と正義感に厚く、性格や言動に信頼がおける「漢」(男らしい)タイプが該当する。
しかしながら時代はダイバーシティの概念も日本で広く浸透し始めた令和が近づいており、女子力と違ってこの用語が根付くことも、概要が語られることもなかった。
現在はバトル漫画のジャンルも細分化しており、なにをもって武力とするかも作品世界によりけりだったりする。多様性を重んじる令和となっては古臭い概念のひとつ。
関連タグ
主人公(笑)…男子力が低い男の例。
男のロマン…男子力の様々な実例。