CV:無し
概要
物語開始より1000年前のオルグ(鬼)の王。本編での直接の登場はなく回想のみの登場であり、その為に詳細な性格等は不明である。
巨大な角と黒い髪を持ち、目は単眼。右手に槍を武装している。殆んどシルエットのみの登場で全体像は不明だが、その外見ははぐれハイネス・ラクシャーサに酷似している。
現代の究極オルグ_センキと同様に、当時のガオの戦士達に倒された百体のオルグ魔人(当時のハイネス達も含む)が融合する事で誕生した存在である。百鬼丸という名前も此処から来ていると思われる。
百体ものオルグの衝動が融合した鬼の頭領だけあってその戦闘力は強大で、劇中では目からビームを放つ能力を見せているが、その力でガオゴッドすら倒す程であり、そのあまりの強さにパワーアニマル達も歯が立たず、当時のガオの戦士達は窮地に追いやられる。
しかし、後にガオシルバーとなる大神月麿が、百鬼丸に対抗する為にオルグの邪気を集める「闇狼の面」を被り、その身に大量の邪気を取り込む。そして、その力で魔獣となる事で合体する力を得たパワーアニマル3体が、合体して誕生したガオハンターイビルに圧倒され、最期は「天地震撼・百獣の嵐」を喰らい遂に滅び去った。
しかしその後、月磨は闇狼の面で取り込んだ邪気に、心まで取り込まれた事で肉体は狼鬼と化し、彼自身の望みで仲間のガオの戦士達に物語が始まる千年後まで封印される事となる。
海外版
海外版『ワイルドフォース』では先代マスターオルグとされている。現代のマスターオルグとは別人である。
先代オルグ軍団の首領。
容姿はビクター・アードラーと瓜二つ。3000年前に地中に溜まる邪気から生まれ、体から伸びる蔓(日本版のオルグシードのようなものか)で人類や自然に牙を剥いたとされる。究極体(百鬼丸)に変身し、アニマスメガゾードを倒すが、ウルフ・マスク(闇狼の面)の力を使ったメリックに倒された。
余談
スーツははぐれハイネス・ラクシャーサの改造。
関連タグ
究極オルグ_センキ:千年後の後輩。
ヌラリヒョン(カクレンジャー):物語開始前に先代の戦士に倒された敵の大将繋がり。