祭(恋姫†無双)
さい
呉の武将の一人で弓の名手。武器である大弓の正式名称は『多幻双弓(たげんそうきゅう)』
雪蓮(孫策)、蓮華(孫権)、小蓮(孫尚香)の母親である孫堅の代から仕える最古参の宿将。1人称は儂。
酒好きで天真爛漫な性格のため、規律に煩い冥琳(周瑜 )を苦手としており、度々窘められることもある。しかし、その冥琳とは彼女が幼い時から知り合いで、幼い頃のエピソード(泣き虫でいじめられ、よく祭が助けていた事等)を北郷一刀に話している。
豪毅な気性ではあるが繊細な面も持ち、若い武将達の母親的存在ともなっており、町の子供達にも好かれている。だが、当初は子供達との触れ合いに対しては戸惑う場面も見られた。
また、かなりの料理上手であり、一刀に手料理を振舞っていた。
後に一刀との間に娘を儲けた。
なお、魏ルートでは赤壁の戦いで一刀に策のすべてを見破られたことが原因で戦死してしまう。(苦肉の計から続く連環の計までを一刀に全て予見されていた)
萌将伝では紫苑(黄忠)や桔梗(厳顔)とつるんだり、雪蓮や星(趙雲)に霞と一緒に蔵の酒を頂こうとして紫苑に阻止されたりしていた。
アニメ版では切れ者の面もあり、喧嘩をしていた冥琳と雪蓮の仲直りのため、それとなく2人に喧嘩の理由を聞いたり、仮病を用いて2人を仲直りさせたりした。 その性格のためか特に小蓮と仲がいい。
また、ゲーム版では自分の年齢を自虐的に引き合いに出すなどの余裕があったが、アニメ版では逆にこだわってネタにされるなど、性格に若干の改変がある。
OVA版では、紫苑と桔梗が教師なのに対し、何故か聖フランチェスカ学園3年生という設定になっている。何故かというと、留年しているらしい。(劇中では留年理由は語られていないが、恐らく原因は酒であろう)
漫画版の真・恋姫†無双(孫呉愛史)では、呉軍において冥琳と並び最初から呉軍に所属している。雪蓮の死後、なかなか発展しない連華と一刀の関係に発破をかけるべく一刀を誘惑し、結果的に彼と最初に関係を持つことになった。赤壁での最終決戦の際、死を覚悟して敵を相手に奮闘する途中、矢が自身に刺さるも、一刀に頼み懐に忍ばせていた一刀の携帯電話により大事にはいたらず、さらにすでに電池が切れているはずの携帯電話が動き冥琳と雪蓮の待ち受けが写ったことから生き延びる決意をする。
後にゲーム版呉ルート同様、娘を産んでいる。