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秋雲朧

あきぐもおぼろ

艦隊これくしょんに登場する朧と秋雲のコンビ、またはカップリングタグ。
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概要編集

「秋雲朧」とは、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する駆逐艦娘綾波型7番艦「」と、陽炎型19番艦「秋雲」のコンビまたはカップリングを指す呼称である。


史実では、共に五航戦に所属していた縁がある。竣工と同時に五航戦配属となった秋雲にとって、朧は初めて得た同僚かつ先輩になる。一方、五航戦所属となるまで、竣工からほぼ一貫して第七駆逐隊の所属だった朧にとって、秋雲は、初めて同じ部隊となった綾波型以外の駆逐艦とも言える。


秋雲の就役した時点で、朧は既に就役からほぼ10年が経過しており、先輩後輩の間柄になるが、秋雲があまり敬語を使わない口調のためか、創作では先輩後輩というよりは仲の良い友人のような描き方が多い。


史実において編集

1941年9月10日、朧とは、それまでの第七駆逐隊から五航戦に転出した。この時の五航戦は、瑞鶴が竣工前であり、翔鶴春日丸が所属していた。


その後、同年9月25日に瑞鶴が竣工、五航戦に編入される。また、この日付で漣は第七駆逐隊に戻り、春日丸は四航戦に転出した。同年9月27日には、秋雲が竣工し、五航戦に編入される。ここで瑞鶴、翔鶴、朧、秋雲が五航戦として一堂に会した。以後、この四隻は五航戦として訓練にはげんでいた。


1941年12月8日の真珠湾攻撃において、瑞鶴、翔鶴、秋雲はハワイに向けて出撃したが、当時、やや旧式化していた綾波型である朧は航続距離に不安があったため、別行動をとって鹿島指揮下の部隊としてグアム攻略の援護をしている。


その後も、朧は太平洋の島々の攻略作戦の援護などを担当し、一方の秋雲は五航戦の護衛や、輸送部隊の護衛などをこなしており、太平洋戦争中は共に活動する機会は少なかった。なお、汎用艦である駆逐艦は、戦争中、様々な任務に引っ張りだされたため、同じ部隊でも別行動が多かったというのは、さほど珍しいことではない。


1942年4月10日、朧と秋雲は五航戦から除かれ、朧は横須賀鎮守府附、秋雲は第十駆逐隊に転出することとなった。以後、朧がキスカ沖で輸送任務中に撃沈されるまで、朧と秋雲が同じ部隊になることは無かった。


なお、朧の11代目の艦長である赤沢中佐(当時)は、後の1944年3月20日に、秋雲が所属する第十駆逐隊司令となっている。秋雲は同年4月11日に撃沈されるため、ごくごく僅かな期間ではあるが、秋雲は、朧のかつての艦長の指揮下にあった事になる。赤沢司令は同年6月7日、渾作戦にて風雲が米潜水艦から攻撃を受けて撃沈された時、風雲に座乗しており、戦死している。


ゲームにおいて編集

互いに言及する台詞などは無いが、翔鶴瑞鶴が改二になるために必要な「試製甲板カタパルト」を取得するために必要な任務があり、そこで翔鶴、瑞鶴、秋雲五航戦として編成する任務がある。また、この四隻に他の艦を加えて、珊瑚諸島沖に出撃する任務がある。


真面目で、しかしどこか自信なさ気な様子が見える朧と、陽気でややいい加減なところがある秋雲は、対照的な組み合わせである。


その他編集

漫画「いつか静かな海で」の秋月回において、翔鶴、瑞鶴の護衛として、朧、秋雲が登場する。朧、秋雲がメインではないので出番は少ないが、朧が秋雲の手を引いて、秋月たちに駆け寄るシーンがある。また、3巻にはワンカットだが、朧と秋雲が並んで風呂に入り、蟹で遊んでいるシーンがある。


2016年9月に発売された瑞鶴のねんどろいどにおいて、予約特典の特製スチール(化粧箱)には、瑞鶴の後ろに朧と秋雲が写っている(同時発売の翔鶴の方には、秋月が写っている)。


関連タグ編集

 秋雲 五航戦護衛組

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