概要
ガミラスが使用する戦闘機で、リメイクアニメオリジナルの機体である。
愛称(?)は「ツヴァルケ」。ちなみに「DWG」は「デルスヴァルガー」の略で、ガミラス語で「戦闘機」と意味する。なので同じ戦闘機であるメランカやデバッケの型式も「DWG」となっている(戦闘機以外だと雷撃機は「フィーゼヴァルガー」で「FWG」、重爆撃機は「ドッシュボルメガー」で「DBG」といった感じ)。
デザインイメージは第二次世界大戦末期のジェット戦闘機Me262。双発単座の後退翼機で、ガミラス帝国軍兵器特有の発光部は機首下部に位置する。機首に小型のカナードとレーダーと思しきアンテナがある。主翼の付け根が胴体の中央部に位置しており、その主翼下にエンジンと兵装ポッドが取り付けられている。
活躍
第10話で初登場。赤く塗装されたメルダ・ディッツの機体が登場。EX178からヤマトへの移動に使われた。
第17話では、かなり前に放棄されたと推測された亜空間ゲートのシステム衛星内に、他のガミラス帝国軍兵器と同様のカラーリングが施された一般機が数機放置されていた。
18話にて、放置されていた一機を持ち帰り、ゲートコントロールシステムの簡易タイプを搭載した強行偵察機、コールサイン「ソードスリー」として篠原弘樹がバラン星への強行偵察に使用。その後、この機体は紆余曲折を経て再度ヤマトと合流したメルダによって(赤く塗装し直された状態で)使用されることになる。
映画『星巡る方舟』において、ミランガルとニルバレスの艦載機として登場。ヤマト航空隊と共同でガトランティスの機動部隊と交戦する。
続編の「2202」では、クラウス・キーマンの乗機として、「大使館仕様」とされる白を基調に紫色の紋様が描かれたカラーリングの機体が登場する。テレザート星で一度喪失するが、第24話で同型機(もちろんカラーリングも同じ)が登場する。
性能諸元
- 全長 15.58m
- 全幅 7.5m
- 搭乗員 1名
- 武装
- 13ミリ機関銃×6(主翼)
- 30ミリ機関砲×4(機首:2、兵装ポッド:2)
- 空対空ミサイル×6(左右兵装ポッド:各3)
pixivでは
タグとしては型式よりも愛称のツヴァルケの方が圧倒的に使用されている。