CV：浪川大輔
概要
Ｓ級10位のヒーロー。極度の肥満体の男性。
地球がヤバイ予言に際する会議の最中だろうとお構いなしに食い続けるなど、普段の行動はほぼ見た目通り常に栄養を摂取しているが、手持ちの食料が尽きるといくらか取り乱す。
実力
実力は本物であり、怪人を丸呑みにして倒す戦法を主体とする。どんなに巨大な怪人だろうとお構いなしに飲み込む様子は、もはや物理法則を無視している。
他にも、動きの素早い不定形の敵を捉える、複数の人間を匿いながら地中を高速で移動する、ショートカット代わりにビルを余裕で突き破る、怪人協会幹部のハグキと正面から組み合う、高速で走って災害に駆け付けるなど、パワーと防御力とスピードと機動性も備えていると思われる。
液体型の怪人を瞬時に消化する驚異的な胃酸の強さも特徴で、体内に取り込んだ怪人を確実に処理していく。その他、重症を負ったヒーローを体内で保護するなどの働きを見せ、怪人協会編ではシババワの予言について何かを知っている節を見せるなど、さらに底知れない一面を持っている。
村田版では、怪人ですら即死する、または耐えられる生物はいないとされた怪人ガンリキの数種類の猛毒を丸ごと食らいピンピンとしている桁外れの免疫力も保有しており、これには童帝も考えるのをやめた。
また、怪人を瞬時に消化できる一方で、味方を呑み込んで保護する事も可能なため、唾液や胃酸などの成分をコントロールできることは確実だと思われる。
リメイク版では、瀕死のタンクトップマスターを回復するため、地獄のフブキによってエネルギーを搾取される。その結果、痩せてしまったのだが、彼はまるで別人の如き変わり様で、対面したアマイマスクは最後まで豚神と気づかなかった。
- この痩せた容姿で怪人を貪る様はかなり不気味である。ハグキを捕食した後は元の姿に戻っており、筋肉や脂肪への変換速度は異様に速い模様。
人物
ヒーローマンション編では病院を抜けだしてまで怪人協会との戦場跡地に向かい、サイタマの一撃で爆散し格段に小さくなったエビル天然水を発見・捕食し、体内から水のレーザーで身体中を貫かれながらも消化する事で退治した。この事で、ヒーローとしての抜け目の無さと責任感がしっかりしている事が判明した。
ヒーローとしての意識は強く、たとえ発信器を付けられ監視される程満身創痍の状態であってもたびたび出動する様で、本人はこれらの行動を「ヒーローとしての責任」と言い張るほど責任感が強い人物である。
食事以外では冷静で人格的な部分も見え、童帝を鼓舞したり、負傷した人物に救助したにもかかわらずなぜすぐ助けないと暴力を振るわれ罵倒されても、激昂することなく穏やかに励ますなどの面もある。
また、最高峰のヒーローの1人で財力はあるからか、この手のキャラにありがちな「飲食店の“10人前チャレンジ”をドカ食いしてタダ飯を食らって店を泣かせる」ようなことはせず、きちんと相応の料金を払った上で客として複数回10人前チャレンジを行なっている。（というより何度も頼むのが面倒だから10人前一気に頼めるメニューとして利用しているのだろうか？）
- 恐らく、貧乏故チャレンジに挑戦してでも食費を浮かせたいサイタマが先客として居たからというのもあると思われる。また、その際サイタマが完食直前だったこともあり、彼が遠慮しないようにこっそりと代金を渡すなど配慮も行なっている）
余談
豚神の声を担当した浪川大輔氏は、進化の家編にてジーナス博士の声も担当している。
関連イラスト
関連タグ
鬼太郎→胃酸を重要な武器として使うヒーローの例。
