「蛇に睨まれた子蛙だ」
概要
初登場はリメイク版第89話。怪人協会に所属する怪人の一人であり、災害レベルは鬼。
リメイク版オリジナルの怪人であり、原作版には登場しない。
短い出番ながらもその絶妙にエロいデザインで隠れた人気がある。
外見
ラミアとメドゥーサを足して2で割ったような、蛇の下半身と蛇の髪を持つ女性の姿をしている。パッと見は美人でスタイルも良いが、大きいのは胸だけではなく、全長数十mはあろうかという巨体の持ち主でもある。凶暴化すると奇麗な顔は見る影もなくなり、ゴツイ蛇のような爬虫類系の姿となる。
首と腰には髑髏を連ねた装飾を身に着けており、杖のように絡まり合った2匹の大蛇や肩パッドのようにしがみついたコブラを連れている。因みに胸には布が一枚のみ。
アニメ化に際し、肌の色はピンク・口紅は紫・下半身の蛇は紫・前髪の蛇は金・後ろ髪の蛇は黒といった具合に全体的に派手な色であることが分かった。凶暴化すると全体的に黒くなる。
能力
蛇の怪人らしく神経毒を操り、それを自身が持つ無数の蛇の髪で一気に相手に注ぎ込む。体内である程度の調合が可能なようで、相手に合わせて何種類もの毒を試すことができる。ほとんどの生物は一噛みで呼吸することすら難しくなり、その気になれば怪人すら数秒で殺す致死性の猛毒をも作り出す。本人はヒーローと戦うことを「捕食」と捉えているようで、新鮮な肉を好むこともありヒーローを麻痺させ生きたまま連れて帰ろうとしていた。
毒以外でも蛇だけあって索敵にも長けており、体に備わった器官を用いて生物の熱を感知することができる。また自動車を片手で持ち上げる程度のパワーもある。
動向
怪人協会の侵攻に先駆けて、幹部を除く他の怪人たち(レベル鬼含む)とともに地上を襲撃。自身はY市に赴き、交戦した多数のヒーローたちを神経毒で麻痺させる。そして彼らを食料として持ち帰ろうとするが、突如現れたヒーロー・イヌマンと戦うことに。
あらゆる毒を試しても一向に効く気配がないことから、彼がロボットであることに気づくも直後にイヌマンが至近距離で自爆。そのまま倒されたかに見えたが一層狂暴化して復帰し、近くでイヌマンを操縦していた童帝を発見する。しかしそこに今度は豚神が乱入。彼にも毒を打ち込むが一切効かず、なんと頭から丸呑みにされてしまった。得物を丸吞みにする蛇としてはなんとも皮肉な結末となった。
因みにイヌマンに打ち込まれた彼女の毒は童帝に解析され、麻痺したヒーローたちは血清によって救助された。
関連タグ
怪人姫弩S・舞妓プラズマ・ラプトラ・レプテラ・マナコ:同じようにリメイク版に登場し、名前が判明した女怪人。また、前者は下記の二名と同じくデザインに定評がある女怪人。
170話の女怪人:名前は不明だが、同じくデザインに定評がある女怪人。
ザザン:カラーリング・神経毒を使う・凶暴な姿に変身・人外の美女など共通点が多い。