ピクシブ百科事典

逆なろう主人公

そんなものはない

よくある逆張りの一種。

小説投稿サイト『小説家になろう』において主軸とされる「なろうテンプレ」なるものに逆らったつもりになっている主人公のこと。

そもそも「なろうテンプレ」を踏まえているとされる作品、所謂「なろう系」と称されるものには明確な基準は存在せず、個人の主観によるレッテル貼りの域を出ない。
どんな界隈でも「テンプレ」として用いられるほどの主軸(流行りお約束ともいう)が生まれれば、それに対する「アンチテンプレ」(アンチテーゼ或いはカウンター)が生まれるのも必然であり、それに対する「アンチアンチテンプレ」も生み出され、それらを新たな「テンプレ」とした主軸が作られていくのが世の常である。

したがって「逆なろう主人公」などというものは、常に揺れ動く主軸に対して、その場限りの逆張りを個人の主観で押し付けるだけの無意味で迷惑なレッテルでしかなく、明確な具体例など存在しない。というか、存在し得ない。

一部には「最初は無力で人間的に魅力も無いが、じっくり時間をかけて強く魅力的になっていく主人公」や「苦労が報われず悲劇的な結末を迎える主人公」といった、いわゆる「読者・視聴者の即物的な願望やカタルシスをお手軽に満たすことの無い主人公像」にこれを求める向きもあるが、これもまたナンセンスである。

「物語」という媒体自体が根本的に「読者・視聴者の願望の具体化(要は見たいものを見せる)」という構造を含んでいる物である以上、主人公の苦労話や悲劇にカタルシスを感じる層もまた存在し、彼らにしてみればやはり「お手軽に願望を満たしてくれる主人公」でしかなく、いくら論じてみたところで結局は堂々巡りの無為な水掛け論にしかならない。

況してやステレオタイプなヒーローへのカウンターとして生まれたアンチヒーローダークヒーロー的な主人公像すら陳腐化している昨今、そんなキャラは古今東西掃いて捨てるほど膨大に存在しており、わざわざ具体例を挙げていけば記事がパンクし、ただの一覧厨の汚名を着せられるだけである。

コメント