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連絡船

れんらくせん

連絡船は、海や湖沼で隔てられた二地点間を連絡することを目的とした船及びその船が就航する航路。多くの場合は鉄道に接続するものに用いられる。
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概要編集

 、あるいは河川で隔てられた二地点間を連絡することを目的とした及びその船舶が就航する航路をさす。フェリーとも。


 航路に関しては多くの場合、鉄道輸送上本土離島あるいは同士を結ぶ船舶及び航路について用いられる。


日本国の場合編集

 島国である日本国においてはかつては国鉄やその他私鉄等が運行し、さらには列車を同時に運送する文字通りの連絡船が関門海峡瀬戸内海津軽海峡に存在し、路線の存在しない部分の会場連絡路としての路線も複数存在した。

鉄道連絡船編集

 鉄道関連においては客車貨車を航送するための設備が備わった船を運行する「鉄道連絡線」場合がある。

  ところがこれらは沿線の鉄道等の整備第二次世界大戦敗戦における海外領土の喪失、海底トンネル建設や架橋、あるいは路線廃止などにより現在では厳密な意味での「鉄道連絡船」は日本国内からは姿を消したものの、「鉄道会社( グループ会社や子会社含む )が運営し、鉄道と連絡する航路」は現存し、JR西日本宮島連絡船や、南海グループ南海フェリー富山地方鉄道の連絡を目的としていた富山県営渡船が現存している。

そのほかの連絡船編集

 そして鉄道の連絡のない路線、たとえば橋のかけづらい大きな河川を隔てた地域、島と本土を結ぶ、あるいは陸の孤島を結ぶ、あるいは島同士を結ぶ路線も複数存在していた。これらは自治体により運行され、そのうちかなりの数は道路などの整備により姿を消したものの、現存するものも存在する。

 有名なものとして海上国道と呼ばれる路線が存在しているが、これも近年の代替道路の開発やフェリー離れが進み、高速船( 通常の船舶よりも高速な旅客用船舶 )などに変更されたり、路線自体が廃止されたりしている。日本道路公団直営航路は4つあったもののその全てが廃止あるいは民営化され、かつての公団フェリーを直接引き継いだ現存する航路は「国道九四フェリー」を残すのみとなっている。


関連タグ編集

青函連絡船 宇高連絡船 南海フェリー JR九州高速船

津軽海峡・冬景色 フェリー

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