概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』において、闇の帝王ヴォルデモート、そして死喰い人を表す紋章。
意匠
「死」や「破壊」の象徴である髑髏にサラザール・スリザリンと「不死」「再生」を象徴する蛇を掛け合わせたのだろう。
また、秘密の部屋においてサラザールの彫像の口からバジリスクが出てくることも連想させる。
ヴォルデモートの存在(魂の状態)によって、濃くなったり薄くなったりする。
(映画版のデザイン)
焼印
死喰い人の左腕に焼印(刺青)として刻まれており、これは彼らにとって栄誉ある物である。
ヴォルデモートが死喰い人の誰かの印に触れることで全員の印が焼けつく。
これが召集の合図となっており、ヴォルデモートを囲むように、決められた順番通り円を描いて立たなくてはいけない。
また、死喰い人が自分の印に触れることで、ヴォルデモートに呼び出しをかけることもできる。
選別
たとえ死喰い人のローブを渡されていても、闇の印を入れることは許されていないメンバーもいる。
フェンリール・グレイバックは一応「死喰い人」なのだが、人狼であることが理由で闇の印を刻まれていない。
ドラコ・マルフォイも原作では闇の印が入っているのか不明だった。
詠唱
「モースモードル」という呪文を唱えると、闇の印は魔法で空に花火のように打ち上げることができる。
これは標的の殺害といった死喰い人の犯行の終了時に、敵対者への誇示・威圧を目的に行われる。