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概要編集

cv:白鳥由里

舞台版キャスト:田上真里奈

実写版キャスト:見上愛


社会一般には雪女として広く知られ、混同されている氷女(こおりめ)の一族の少女飛影の双子の妹。


性格は飛影とは逆に天然だが心優しく、鳥を初めとした動物好き。飛影が兄であることは知らないが彼のことは信頼している。


能力に関しては冷気発生や治癒能力があるが最大の特徴は流した涙が氷泪石と呼ばれる高価な宝石に変化することにある。


氷女は上等な妖怪ではあるが妖力に関しては自然発生するひずみを通れることから、D級妖怪と推測される。


桑原和真からは一目惚れされるも恋愛感情に疎いためにその辺を理解していないが桑原のことも信頼しており、この2人による「ロケット花火のLOVESONG」なるデュエットソングが存在する。


テレビアニメ版では原作よりも年齢が幼めに描かれており、ぼたんとの区別のためか髪色はターコイズ


誕生編集

氷女は100年に一度、分裂期を迎え、単独での生殖を行い、生まれた子供のために専用の氷泪石も作り出す。この誕生プロセスから雪菜と飛影は双子ながら誕生の経緯が異なり、飛影とは遺伝子上は他人である可能性もある。


子供用の氷泪石は持ち主の感情の波の大きく沈静化させる事が過去の飛影と軀の例から確認されており、逆に手放そうとしている雪菜からは強かさに覆われた激情が発露している。基本的に氷泪石を常に持つ(そもそも体内に内包しているはずだが)氷女の性質は心まで凍らせて、種を守るための適応であると考えられるが飛影兄妹の母親の行動を考えるに母から受け継いだ氷泪石を誰かに渡したか、そもそもかなりの激情家だった可能性が高い。実際に飛影も雪菜も冷酷な激情を内包している。


母・氷菜は原作では飛影を産んだことで死亡するがアニメ版では飛影が捨てられたことに失望したことで自害している。


氷菜を亡くした後は母の友人・泪に育てられ、生き別れの兄の存在も知らされたことにより、雪菜は一族に嫌悪感を抱くようになった。氷女は氷河の国を出てはいけないという掟を破り、人間界で動物たちと遊ぶようになったのはそういった理由もあるのであろう。


飛影が氷河の国に帰ってきた際、人間界にいたことから、飛影には会わず、雪菜を探しに人間界に足を運んだ飛影も雪菜が無事であることを確認すると姿を見せることなく去ったので結局会うことはなかった。


監禁生活編集

人間界で動物たちと遊んでいるところを人間に捕らえられ、左京の売買ルートに乗せられ、横流しした垂金権造監禁されてしまう。


以降、呪符の結界に閉じ込められ、呪符による火傷で氷泪石を無理やり作らされてしまう。そんな彼女の支えは野生の小鳥たちと雪菜に故郷の妹の面影を重ねた世話係の男性だけだったが世話係は雪菜を逃がそうとしたために雪菜の眼前で射殺されてしまった。


監禁から5年後。浦飯幽助と桑原、飛影に救出され、氷河の国に帰還する。


アニメ版では怒りのあまり、垂金にトドメを刺そうとした飛影を涙を流しながら制止するシーンや桑原たちに見送られながら帰郷するシーンも描かれている。


暗黒武術会編集

桑原たちが暗黒武術会のゲストに選ばれたことを知ると期限付きだが恩返しと兄捜索のために首くくり島に足を運ぶ。


到着時、桑原は瀕死の身ながらも吏将との試合に臨んだが雪菜との再会で桑原は逆転勝利を収めるとまさに雪菜は勝利の女神となった。


ちなみにぼたんとは今回初めて顔を合わせたはずなのに顔見知りであるかのような発言をした。ぼたんのほうはビデオで雪菜の顔を見ているので矛盾はないのだが雪菜のほうは明らかに矛盾が生じる。氷河の国に帰還する際にぼたんに付き添ってもらったと考えれば一応は辻褄は合うのだが…


アニメ版ではぼたんも雪菜救出に同行しているので原作での矛盾は解消された。


人間界滞在編集

武術会終了後の生活場所は幻海の計らいで彼女の寺に住まわせてもらうようになり、桑原も時折顔を出している。


飛影が魔界に旅立つ際、兄の捜索を頼み、氷泪石を託す。そして、期限付きは嘘であることや氷河の国への怒りを口にするが飛影からは叱咤され、雪菜は驚きながらも「兄も同じことを言いそうです…」と述べた。


原作では魔界トーナメント終了後、桑原家にホームステイしている。


兄と妹編集

アニメ版では魔界トーナメント終了後、飛影は人間界に帰還する蔵馬に雪菜の氷泪石を渡すと同時に「雪菜にお前の兄はもう死んでいたと告げてほしい」と頼んだが蔵馬は「それは自分でやるべきだ」と断り、オープニングエンディング大百科で飛影は蔵馬に言われたように自分でやったが雪菜は「あなたが持っていてください」と告げた。


この光景を観ていた幻海は飛影に「雪菜はお前が思っている程、子供じゃない」と告げたことから、雪菜は飛影が兄であることを本当は気付いているのかもしれない。


兄妹を知る者たち編集

飛影と雪菜が兄妹であることを明確に知っているのは原作では幽助と蔵馬とぼたんとコエンマの5人。


コエンマは調査で幽助とぼたんはコエンマからの指令ビデオで知った。


蔵馬は武術会において、幽助から知らされるが幽助は飛影とは以前からの付き合いである蔵馬はとうに知っていると思っていたので結果的に口を滑らせることになったが蔵馬は飛影と出会った際の寝言で雪菜の名を聞いていたので気づいていた節がある。アニメ版では雪菜編の時点で既に知っていたがコエンマから聞いたと思われる。


軀は飛影と意識を共有した際に知った。


アニメ版では桑原静流も指令ビデオで知っており、幻海も先述のとおり、オープニングエンディング百科で既に知っていたことになっている。また、コエンマの秘書であるジョルジュ早乙女も知っていると思われる。


キャストについて編集

雪菜役の白鳥由里は雪菜を演じる以前にも出演しており、初出演時はさやかを担当。以降も剛鬼に魂を奪われた少女や蔵馬の母・南野志保利が入院している病院の看護師を演じていた。


雪菜登場以降もプー喪々連邪、アニメオリジナルキャラのコテンニョを演じている。


余談編集

  • ぼたん以上に人間界で着物を着ているシーンが長く、人畜無害な妖怪であることが強調されている。

  • ギザギザのリボンを変えないまま髪型のみを変えていることがよくあり、普段の一本結びでも高さやゆるさを微妙に変えている。リアルタイムのカレンダーの水着イラストでは髪型をツインテールにしており、アプリゲームのマジバトではツインお団子姿を見せている。

  • アニメ版ではかわいいくしゃみをするサービスカットが描かれ、触ると火傷をしてしまう呪符を嫌がるシーンや友達の小鳥を戸愚呂兄に殺されて、動揺するシーンなど他の女性陣とまた違った心の琴線に触れる描写が多い女性キャラであり、アニメ版ではグロが抑えられた為、嫌がる雪菜のかわいさだけが強調された。

  • Vジャンプの描き下ろしカットでは小鳥以外にうさぎとも戯れており、アニメでは原作には出ない幼少時の雪菜や現在よりも大人っぽくなった飛影の想像上の雪菜なども描かれた。

ゆきな雪菜ちゃん

氷女・雪菜氷女


関連タグ編集

幽遊白書 飛影 桑原和真


雪菜:イラスト探すときはこっち。タグ取り扱いについては本記事名による貼付/貼換を推奨。


ゆきめ:演者と原作掲載雑誌が同じ会社の雪女繫がり。

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