「霹靂英雄榜之爭王記」とは、 霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第25作目である。
2001年1月開始で、全30集。
作品解説
概要
「七星」と「七星之主」が武林を滅ぼすという噂が撒かれる中、魔界が正道との対決に方針転換し、汗青編が再び中原への野心を露にする。
邪神の伏線だった「魔劍道」の存在が表出するほか、「霹靂圖騰」の前段として新たな人物や設定が登場する合間に、業途靈の出自話が挿入される不思議なシリーズ。
なお、最終集のみ番組時間が長い。
主な登場人物
中原一の賢人。彼が「七星之主」だという噂を流され、汗青編に監禁される。
雲渡山の高僧。素還真に代わり中原をまとめる。
- 環兒
素還真の親友、臥雲先生。莫召奴と協力して素還真の計画を助ける。
素還真の義弟。南武林に居を移し、「朱雀」として中原と素還真を守る。
- 天魔
魔界の統治者。中原との和平を取りやめ、新たな人材を求める。
- 魔魁
魔界の戦神とうたわれる武人。決闘の結果、天魔の部下になる。
魔魁の孫。白無垢の推薦で天魔の部下になり、実質的に魔界を取り仕切る存在になる。
- 龍王魛
魔界有数の刀客。引退していたが、天魔の求めにより魔界に戻る。
- 蒼雪生
非凡公子配下の忍者。七星にまつわる噂を流し、武林を混乱に導く。
- 柳依依
南武林に住む美人絵師。不二刀の肖像を所持することから、七星との関係を人々に糾弾される。
- 不二刀
南武林にいた伝説的な刀使い。七星のひとりに名が挙げられている。
- 流浪者
組織に従わない魔界の武侠。七星のひとりに名が挙げられている。
東武林の梅林に住む貴公子。柳依依の友人らしいのだが、態度が冷たい。
西武林の蘭園に住む貴公子。言葉に儒教なまりがある。柳依依と東陵少主の友人。
- 司馬劍秋
天下第一人の生き残り。隠棲していたが、孫の危機を知り動き始める。
- 苗逢春
司馬劍秋の孫。七星のひとりに名前が挙げられている少年。素還真に不信感を持つ。
- 紫星眉
三教時代に、七星の出現を予言したとされる老人。現在行方不明。
- 七海遊霞
赤い服の気の強そうな少女。柳依依を秘かに護衛する。
- 路光明
書生の姿をした若い美女。柳依依や苗逢春を助ける。
忠孝節義の聖地・汗青編の最高指導者。中原への野心から、七星を殲滅しようとする。
- 太尉、左輔、右弼
汗青編の補佐官。七星を除外するために様々な手段を画策する。
- 萬里雲梟
黄色い頭の青年。どこかの刺客らしいのだが、七海遊霞に一目ぼれする。
- 擒天刀
どこかの刺客らしい刀使い。一度に複数個所に現れるなどの術も使う。
北武林出身の刀客。道教傳人。獅頭宝刀を再生させるために、鋼材を探しに北極山へ向かう。
- 馴刀者
負傷した亂世狂刀を助ける人物。亂世狂刀の刀術をけなす実力の持ち主。
流れ者の若い剣客。儒教傳人。新たな剣を探しに劍塚を訪れる。
- 病劍叟
劍塚で鍛錬している老剣士。神劍や窮八極と因縁がある人物。
- 筋脈異人
神劍争奪戦の主催者。
武林有数の剣客。筋脈異人に操られ、神剣の番人をしている。
- 吾無名
覆面の剣客。神劍争奪戦に参加する。
刀狂劍痴の通称で知られる剣客。神劍争奪戦に参加する。
- 傲神州
魔界一の剣客。神劍争奪戦に参加する。
- 馭武宮主
汗青編の戦闘員育成部署の責任者。人徳があり弟子に慕われている。
- 穿雲豹
馭武宮主の弟子。
- 沖靈劍
馭武宮主の弟子。
- 月飄霜
汗青編の四界使者のひとり。神劍争奪戦に参加する。
- 銷魂夜媚
汗青編の四界使者のひとり。文字通りの「毒婦」。
- 幻化上人
汗青編の四界使者のひとり。相手の体を灰にしてしまう術を使う。
- 養屍子
汗青編の四界使者のひとり。心霊術に通じ、死体を操ることもできる。
- 孤跡蒼狼
崖の上から西漠を見守る男。
- 白無垢
魔界一の智者。天魔の方針転換を感じ取り、引退を申し出る。
- 淚痕
莫召奴の親友で、護衛。相変わらず寡黙。
関連タグ
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