アノサァ……ナニガデキルンダヨ……。オマエヒトリデ……。
ソンナチカラデ……ソンナオモイデ……ナニガデキンダヨォ!
アア…? ヒトリジャナイッテ……ナカマガ…イルッテ……?
ダカラ…ナンナンダヨォ! ヒネリツブシテ…シンカイニ…
シズメテヤルヨォ……カカッテコイヨ
概要
駆逐林棲姫とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」の2020年梅雨&初夏イベント「侵攻阻止!島嶼防衛強化作戦」E-4で登場した深海棲艦である。艦種は「丁型駆逐艦」。
容姿
背中ほどに伸びた白髪を後ろで一つに括り、頭にはネコミミを思わせる角のようなものを二本生やしている。服装は裾に歯の意匠があるセーラーワンピース。足元は裸足となっている。
艤装は駆逐ロ級が口元だけとなったような簡素な本体をしている。猪のように上へ突き出した下顎の牙が特徴的であり、高角砲を連装と単装一基ずつ、四連装らしき魚雷を一基装備する。
また、重油やタールのような黒い液体を垂れ流している。
最終形態である壊では青白かったオーラが赤みを帯び、挑戦的な笑みを浮かべる。
ダァカァラァ…デキナイッテェ…!
この状態から装甲弱体化ギミックを解除すると左の角を失って涙目になり、艤装は半開きとなった口からも黒い液体を垂らすようになる。
ヤメナヨ…!ヤメロッテェ…!!
性能
目立った特殊能力こそないものの、前段ボスとしては破格の高ステータス。
耐久は甲最終形態ともなれば【700】、装甲も【350】に達する。これは二期最初のイベントにおけるラスボスと肩を並べるレベル。しかもこれだけの力を誇りながらシステム上の艦種も「駆逐艦」扱い。戦艦と肩を並べる性能の「駆逐艦」とはいったい…。
その後の活躍
護衛せよ!船団輸送作戦
最終海域(E-4)の輸送第二ボスとして登場。
深海任務部隊 オルモック強襲隊の旗艦を務める。
初登場時から引き続いての高ステータスに加え、今回は通常艦隊で出現。しかも警戒陣をとる場合があり、甲ともなれば陣形の恩恵を最大限に受けつつ先制雷撃を仕掛けるナ級後期型Ⅱともども輸送ゲージらしからぬ凶悪ぶりを見せつけた。
この時点で充分凶悪にもかかわらず、このマスの厄介ぶりは輸送完了してからが本番。というのも、のちにギミック解除のためこのマスで2回S勝利をする必要があったため。警戒陣で現れた時点でギミック解除失敗はほぼ確実とあって、まるで「樹海」に迷い込んだがごとくこのマスで足止めを食らう提督たちの悲鳴が数多聞かれたそうな…。
コンナノ…イミハナイ……ナイカラ…。オマエノ タタカイナンテ…
ダレモ、ダレモミテナインダヨォ!イミナンカ…ナインダカラァ…ッ!!
なお、同海域最終ゲージの旗艦として姿が似た深海竹棲姫が出現している。
余談
初登場時に出現したマスは、小笠原諸島にある無人島・聟島に近い。この付近では、ある丁型駆逐艦が船団護衛中に米機動部隊の襲撃を受け、敵艦隊のさらなる追撃から見方を護るべく単身で戦闘を挑んだ末、計11隻にもおよぶ敵戦力に敵うはずもなく撃沈されている。
ボスマスにたどり着いた提督や艦娘たちの思いを無意味と断じる上記の台詞は、敵の圧倒的な力を前にあえなく散ったこの駆逐艦の最期に由来するのであろうか。
ホントハ…ニゲタイヨ…。デモネェ!
この深海棲艦に与えられた「林」の名は、その駆逐艦を筆頭とする戦時量産型の駆逐艦級に与えられた「雑木林」の通称に由来するものと思われる。
ウソダ…コンナノ…。オマエノ…オマエタチノタタカイニ……イミナンカ…。
エ…? イミハ…アル…? あったの? 本当に? そっか…やっぱりそうだったんだ…。
よかったぁ…!なら……私!
関連タグ
深海竹棲姫、深海梅棲姫...姿が似ていることや双方が関係ある艦娘達から縁があると思われる深海棲艦。