高尾天空
たかおてんくう
TOPビーダー選手権の決勝戦でチームガッツが対戦するチームであるシャイニングウォリアーズの一員で、円と同じくパワーシューターでもある。
大人と見間違える程に大男な円より更に大柄な大男で、名前の元ネタになっている天狗のように鼻が長いのが特徴。
強いビーダーが大好きで、円を倒したタマゴとガンマに対しては恨んだり警戒したりせず
「あの円のヘビーボムを打ち破るなんて、お前ら凄い奴だな」と歓迎するような好意的な態度を取っていた。
しかし自分に負けるような弱いビーダーに対しては、
朝の情報番組の占いの結果のように忘れてしまう性分のようで、
天空は後述する事件の当事者でありながら、再会したトキオの事はすっかり忘れていた。
苦手な物はカエルと連射で、作中でも決勝戦ではチームガッツの連射に対して取り乱していたり、
単行本及び電子書籍版では自分の鼻にカエルが乗っかってパニック状態になった姿を見ることができる。
特徴的な長い鼻は怒りのスイッチのような役目もしており、決勝戦の終盤に円にデコピンのように指で弾かれた際には、豹変するように激怒。その怒りに任せた勢いで、円やたけると共にタマゴ以外のチームガッツのメンバーを全滅に追いやった。
トキオがガンマを憎むようになった原因を作った張本人であり、全日本ビーダー選手権が各地で開催される前の頃には、円と同じく全国をまわって旅をしながら後に対戦相手となるであろうビーダーの下調べのような目的で偵察をしており、その一環で立ち寄った関西のガンマが住んでいた町ではビーダーにビーダマンバトルを挑んでいた。だがその際、円がしていたのと同じように自分が倒したビーダーからビーダマンを奪うといった事もしていたため、当然ガンマ達の町では噂になっており、トキオはガンマに助っ人を頼み込む。(ガンマはその時承諾はしていなかったが、トキオは「OKしてくれなかったけど、いつものようにピンチになったら駆け付けてくれるだろう」と思い込んでいた。)しかし事件の当日とガンマの引っ越しする日が重なってしまい、ガンマが助けに来てくれない事に疑問を抱いたトキオが、ガンマを連れてこようとガンマの家を訪れるも既に引っ越していなくなっていた。(その際ガンマの愛用していたサングラスが置き土産のように袋に入れてドアノブに架けてあった)
途方に暮れて、天空と仲間達の元に戻ったトキオはガンマが引っ越しで既に町からいなくなっていた事を告げると天空はトキオを嘲笑い、「ガンマとか言う奴がお前らに黙って引っ越したのは、お前らのことは仲間とも何とも思っていなかったからだ」と言いがかりをつけていた。その後、「お前が最後の相手だ」とトキオにバトルを挑んで勝利してビーダマンを奪い、トキオの町にいるビーダーが持っていたビーダマンを全て奪って去って行った。この事件が原因でトキオはガンマを恨むようになったのである。なおこの事件の際、天空は円と同じく大きなリュックを背負い、ジャイアントボムを使用していたことから、大男という特徴もあり、トキオから事情を聞いたガンマは「トキオ達からビーダマンを奪い、トキオが自分を恨むようになった原因を作ったのは円ではないか」と誤解していた。
- ジャイアントボム対応ビーダマン(仮):ガンマに話した際のトキオの証言から分析すると、円のゴーレムボンバーと同じくジャイアントボムに対応したビーダマンで、事件の日にトキオ達とのバトルではこれを使用していたことから、ガンマは「トキオが自分を恨むようになった原因を作ったのでは円ではないか?」と誤解していた。
- クリムゾンギガント:騎士のようなデザインをしたPI-EXビーダマンで、円のギガサラマンダーと同じく強力二点射(パワーダブルバースト)を撃つことができ、腕の部分の横についているアジャスターを捻ってホールドパーツを締め付けることで、最大出力のパワーショットである『最強ショット(マックスショット)』を撃つこともできる。