概要
『FAIRYTAIL』世界における史上最悪の黒魔導士ゼレフを神とあがめるカルト教団。
本作の主要キャラであるエルザ・スカーレットとその恋び…幼馴染で序盤の強敵であるジェラール・フェルナンデスの人生をメチャクチャにした元凶である。
実はゼレフは死んでいないどころか、ヨソの大陸で皇帝にまで登りつめているのだが彼らはその真実を知らず、ゼレフを再びこの世に受肉させるためにはいかなる犠牲も厭わない、という迷惑すぎる集団である。
過去には楽園の塔建造のために無辜の人民を虐げ、奴隷化し、虫けらのように死なせてきたことにより解放奴隷のリーダー格だったジェラールに滅ぼされた…と思いきや彼らはほんの一握りの部隊に過ぎなかったようで、ジェラールが再建した楽園の塔の崩壊から8年が経過した第3部にて本格的に活動を開始した。
裏社会の悪事を握っていたバラム同盟が崩壊したのをいいことに彼らは活動の幅を一気に広め、
- ゼレフ様の周囲では生き物が死ぬらしい
- どうもゼレフ様は死を呼ぶようだ
- ならば大量の死を人為的に引き起こせばゼレフ様は我々の前に姿を現すに違いない
という完全に破綻した論理を掲げ、大量殺人を起こすことでゼレフを復活させようとした。
しかし、内部に潜入し幹部まで上り詰めたグレイ(メイン画像参照)によりその流れは評議員や旧妖精の尻尾に流され、久々に結集した最強チームによって殺人計画は白紙に戻されてしまう。最終的に幹部も軍勢も軒並み逮捕され完全に瓦解した。
なお、第3部開始の少し前が舞台の『FAIRY TAIL外伝3 雷轟一閃』でも下っ端教徒が登場している。
幹部の皆様
アーロック
神官、つまり教団の総帥。神を呼ぶ代償として自らの顔を焼き鉄仮面で隠している。
呼んだ神「闘神イクサツナギ」も明らかに今までの敵キャラで一番強かったのだが、ナツに2発でやられた。
ジェローム
通称暗黒剣のジェローム。長髪のボサボサ頭の剣士。エルザに無謀にも戦いを挑んだが、結果は予想通りであった。
ブライヤ
エロい。変な仇名を付けるのが好きなチンピラ風の外見の女性。持ちうる感情に応じた分身が行える。実はジュビアの恋敵。
メアリー
アーロックの孫娘(血縁は不明)。毒舌だが語彙は貧弱で目がしいたけ。ウイルスを作り出して相手を攻撃する陰険な少女。
豪門
CV:三瓶雄樹
ゼレフを狂信するあまり四六時中彼のコスプレをしているハゲおやじ。その名の通り拷問マニアのサディスト。
D-6
デカブツ。何もしない内にナツにやられた。
アベル
CV:久野美咲
チビ。悪魔の心臓の華院=ヒカルが使用していたノーロさんで相手を呪う。
グレイ
「冥府の門との一件以降ゼレフを敬愛するようになった」という嘘の動機を並べ立て潜入を図った。この時エルザと内通していたのだが、その噂に尾びれがついて「ジュビアと同棲して恋に落ちてガキをこさえたにもかかわらずルーシィと愛人契約を結びエルザとも浮気していた」というトンデモナイ噂が妖精の尻尾内に流れていたという…。